今年の10月1日からたばこの販売価格が上がったそうです。
これは会社が更ならる利益を求めてというわけではなく、単純にたばこに掛かる税金が上がっただけの模様。
個人的にはたばこも酒もほぼやらないので、酒税だろうがたばこ税だろうが早期に挙げてくれって感じだったんですが、たばこ人口の減少によりそろそろ別の取りやすいところを新たに探してる頃だろうなと思ってました。
そんな時、この記事をちらっと見たらなんか滅茶苦茶家計に響きそうなことを書いてたので載せてみました。

今年10月1日からたばこの販売価格がまた上がった。たばこ税は一体どこまで上がるのか。早稲田大学招聘研究員の渡瀬裕哉さんは「たばこ税の税率は『2兆円』という税収ありきで決められている。たばこ離れが進むほど、税率も上がるだろう。税収を確保するため、たばこ以外の嗜好品も課税対象になる恐れがある」という――。
気になったワード
「ハームリダクション(Harm Reduction=被害の低減)」とは、健康上好ましくない行動習慣を持っている人が、そうした行動をただちにやめることができない場合に、その行動に伴う害や危険をできるかぎり少なくすることを目指すものです
要は依存性があり、健康に害があるもののことを指すようで、たばこなんてまさにこれ!
同様にお酒もこれに当てはまるので、少し前に税金上げられましたね。
酒は百薬の長と言われてましたが、厚生労働省が2000年に発表した内容によると、日本人の1日のアルコール摂取量の適量は純アルコールで約20gと出たらしいので、値上げのターゲットになりそうです😅
たばこによる税収は常に一定
では、この間のたばこ販売による税収の推移はどうなっているのでしょうか? 驚くべきことに、1990年代から現在に至るまで、2兆円を超える水準でほぼ横ばい状態を保ってきています。2018年度は2兆円を割っていますが、今回のたばこ税増税は安定して2兆円台をキープさせることを狙って行われるものと思われます。
これちょっと驚いたんですが、近年喫煙者の数がこれだけ減少しているにもかかわらず、税収が常に2兆円で安定しているとのこと。
いつもたばこの値上げ幅はどうやって決めてるんだろうかと思ってたんですが、こういう仕組みがすでに出来上がっていたんですね。
つまり喫煙者が減り、たばこの購入量が減れば減るほど、2兆円に合わせてて不足分の増税を行うってことか!
これ以上税金を上げてほしくなければ、一人当たりの消費量を増やすしか方法がないってことか
日本経済がここ30年停滞し続けていることを考えると増税を生き抜いてきた精鋭たちの懐もそろそろきついような気もするので、次の寄生先をそろそろ政府も本格的に考え出す頃でしょうね。
次の課税対象は砂糖?
では今後、どのような増税策が考えられるのでしょうか? 私は、ハームリダクションを口実に、生活習慣病の原因となりうる食品などに目をつけるのではないかと考えています。
その代表的な例が「砂糖税」です。2016年にWHO(世界保健機関)が、糖分を多く含む飲料に課税するよう加盟国・地域に呼びかけたことをきっかけに、各国で導入が進んでいます。
確かに砂糖は身体によろしくないというのはうっすらと聞いたことがあるような気がします。
私は甘ったる過ぎる、砂糖の塊のようなお菓子は好きではありませんが、適度な糖分はやっぱり好きだし、コーヒーはブラックしか飲まないので別にいいんですが、私の好きなC.C.レモンにも砂糖はやっぱり入ってます。
甘いものが苦手だという人はいるにはいるけど、かなり少数派じゃないかな。
これに対して税金をかけるってなると・・・相当額の税収が見込めると思うけど、それと同等の国民からのヘイトも見込めるでしょうね(笑)
まあ、でも時間が経つか、政権さえ変わればそのヘイトもなくなるって思ってる節がありそうなので気にせず上げそうな気もします。
英国での導入例
2018年4月に砂糖税を導入した英国では、炭酸飲料などのソフトドリンクは値上がりしました。ドリンク100ミリリットル中に、5~8グラムの砂糖を含むものは1リットル当たり18ペンス(約27円)、8グラム以上のものは24ペンス(約36円)の値上がりとなっています。導入による税収は、半年後の10月末時点で1億5380万ポンド(223億100万円)に達し、英国政府が年度当初に見込んだ額を上回りました。
記事中では実際砂糖税を導入した例が載せられていましたが、これはちょっと正直キツイぞ・・・
日本でやった場合、確実に消費が落ち込み、水道水しか飲みません!なんて人も出てくるかも(笑)
その水道も民営化でどうなるかわからないけどね😅
収入は上がらず税金だけが上がっていく日本にとって更なる増税はもう致命的な気がします。
自民党である限り大増税は必然
政治家は自分たちが政治家でいる間だけいい思いが出来ればそれでいいと思っている・・・と勝手に思ってる私ですが、これは大きく間違っていないかなと思ってます。
ホントに日本の将来を考えているんだったら、これだけの若者冷遇老人優遇な国家になっていませんから。
せっかく岸田さんになって多少は古い体制が変わるかと思ってたんですが・・・
確かに財務大臣が麻生太郎から別の方に変わったよ?
だけど新しい財務大臣である鈴木俊一って調べてみたら麻生さんの義弟だからね
実質なんも変わってない。
岸田さんは周りの声を聴くって言ってたけど、ようは言いなりの傀儡総理だったってことか。
そもそもプライマリーバランスは凍結せず必要なら先延ばしって言ってる時点で財政出動はあまり期待できない、というか総裁選前のパフォーマンスの可能性も・・・
もしこれだったらやってることが実質民主党なのでちょっと自民党の民主党化が怖いですね。
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