親子関係といえども金銭が絡むと危ういものとなるというのは聞いたことがあるけど、まだ実感はしたことがありません。
昨年まで父親は現役だったし、まだ定年退職したばかりでお金の不安がないからかもしれませんが。
私もお金のことで両親と揉めたくないので助かってますが、20年後30年後がどうなるかをちょっと考えさせられる記事があったので2つ載せてみました。


手塩にかけて育てた子供が親を助けるのは当たり前──そう信じているのは親だけかもしれない。内閣府の「令和2年版高齢社会白書」によると、全世帯における三世代世帯の割合は年々減り続け、2018年に過去最低の10.0%を記録した。一方で単独世帯や夫婦のみの世帯は増えている。かつては同居する子供が高齢の親の面倒を見ることが一般的だったが、現在はその機会が減る一方だ。
加えて「同居していないから子供の面倒にはなっていない」などと思ってはいけない。超高齢化のなかで親が我が子を頼りにするあまり、子供からソッポを向かれる事態が多発している。
周りを見渡してみても3世代同居という家庭は正直ほぼ見たことないです。
私含め知人の両親がまだ70歳にもなっていないことの方が多いし、介護が必要になっている人もいないからというのもあるけど。
ただ今後を考えると絶対ないとは言い切れないのがこの問。
私は「子どもが親を助けるのは当然」とは思っていません。
その逆の「親が子どもを育てる」のは当然だとは思ってます。
あ、もちろん成人するまでですよ?(笑)
成人後の行動は全部その人本人の責任ですから(;^_^A
ただ子供として親に育てて貰ったこと、金銭面や学習の機会を与えてくれたこと自体は感謝しています。だから多少のことは目をつぶって親の面倒を見ること自体は恐らくすると思います。私の場合は地元から遠いので金銭面でのサポートだけになると思いますが。
ただそこに全力で寄りかかられると支えることを辞める可能性は大いにありえます。たとえ育ててくれた親の為であっても自分の全てを犠牲にしてまで助けようとは思ってないので。
学習意欲のない老親が一番厄介
ただこの記事に紹介されているような学習意欲のない老親、こういうのはホントダメだと思う。
最近で言えばワクチン接種をネットで予約しろって言われた老人が役所に押しかけて偉そうに「俺たちの世代はそういうのはわからん」みたいなことを言い放ったりしてるのをみるとちょっとね・・・
適性にもよるけど世界最高齢のプログラマの若宮正子さんみたいに82歳でアプリを開発したりしてるのを見るに結局は当人のやる気の問題であり、「俺たちの世代は知らなくて当然」という免罪符はもう通じないことはホントに自覚して欲しい。
ずっと農家として働いてきてデジタル関係はほぼ触れていなかった80代の祖母でさえスマホを使いこなしているのに元サラリーマンの70代男性がスマホを使いこなせないはずがありません。
今の70代って50代のときとかですでにPCって会社で使ってたりしますよね?
なによりデジタル機器でわからないことがあれば何でもすぐ聞いてくる親なんて迷惑以外の何物でもありません。それが操作に失敗すれば命に関わるものや大金が動くようなものならまだ理解できますが、その場合はそんな不安要素があるならそもそも使うなという話。まあ、今回のワクチンの予約とかは例外ですが。
今の時代、タダだでさえ税金や社会保険料で搾取されているのに更に親からお金だけでなく時間も搾取されるとなると・・・親自体を捨てるって人が出てきてもおかしくないかなって割と本気で思うようになりました。
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