失敗すれば命までふっとぶ!?そんなイメージだった投資の勘違い

お金の話

失敗したら人生が終わる

こんな風に思っていた時期がありました。

というのも私の祖父はよく知りもしない株式を知人の勧めによって見栄で購入してしまい、大損をこいたことがあるそうです。

この話を聞いたのは社会人になってからですが、そうじゃなくてもリーマンショックやスイスショックで電車が止まったという話は聞いていたので「投資=ギャンブル」というイメージが数年前まで私の中に根強く残っていました。

そんな私が投資を始めるきっかけは単純に29歳という20代最後の年になったのにこの貯金の少なさに焦りを感じたのと、ブログサークルでたまたま見かけた投資系のブログをみて「ああ、そんなに難しいものじゃないんだな」ということが分かったからです。

それでマネーの達人でなかなか投資を始めることができない勘違い3選が紹介されていたので載せてみました。

【積立NISA・iDeCo】積立投資を始められない人が陥りがちな勘違い3選 とにかく始めることが大事 | マネーの達人
終身雇用の崩壊や長引く低金利、コロナ禍による将来への不安、最近の私たちを取り巻く不安要素を挙げればキリがありません。 「銀行にずっと貯金していても増えないどころかインフレが起きれば目減りしてしまう」 「いつまで今の会社で

詳しい内容については元記事を読んでもらうとして紹介されていた3選はこんな感じ

  • 【勘違い1】勉強しないと投資で損をする
  • 【勘違い2】投資金額が大きくないと意味がない
  • 【勘違い3】リスクとはお金がなくなる0になること

うん、投資を始める前の私の考えとぴったり一致しますね(笑)

【勘違い1】勉強しないと投資で損をするか

あってると言えばあってるけど、間違っていると言えば間違っているというのがこれ。

日本人が一般的にイメージするのが1日中パソコンに張り付いてチャートを見ながらトレードするというイメージだと思います。

少なくとも私はそうでした。

この場合確かに全く勉強していなかったら一時的には偶々勝てることもあるかもしれませんが、最終的にはほぼ間違いなく負けるでしょうね。

あれは一握りの天才や超絶運がいい人、自分ルールを順守してしっかり利確とか損切ができる人じゃないと勝てないと思います。

だから私は勝てると思ってないし、手を出すつもりもありません。

ただ最近よく紹介されている積立投資は1度設定すれば後はほぼ放置なので、投資先さえ間違えなけれあ後は放置で構わない感じなんですよねぇ

【勘違い2】投資金額が大きくないと意味がない

これは今は違うと思ってます。

ある程度お金がたまってからとなるとやっぱり年齢もある程度重ねているわけで、人生の残り時間を考えると長期投資しようと思わないだろうから結果的に短期投資に走って損をすることになると思います。

よく聞くのが定年退職して振り込まれた退職金を銀行がハイエナのように察知してやってきて、投資を進めて大損をするなんて言う話。

実際に知人の父親が退職金がっぽりもらったら声を掛けられたという話は聞いたことがあります。

大金があってそれを投資で増やそうとしても、それまで全く経験がないことを60歳を過ぎた人がいきなりやれっていうのは無理があるので、プロに任せてくださいと「投資のプロ」ではなく「販売のプロ」が言ってくるわけですよ(笑)

 

うん、こういうとを考えると「大金じゃないと意味がない」と思い続けててもいいと思うけど、その大金が入ってきたときに自分で運用できるように少額でまずは経験を積んでみるというのが大事だと思います。

10,000円が100円になったとしても取り返しはつくけど、1億円が100万円になるのとでは同じ1/100でもダメージは全然違いますから。

まあ、積立投資なら絶対とは言わないけど、アクティブではなくインデックス投資なら投資先を間違えなければよほどのことがない限り損しにくいようになっているので、1/100っていうのも早々ないでしょうけどね~

【勘違い3】リスクとはお金がなくなる、0になることなの

これは私も「リスク=資産が0」になることかと思ってました。

投資でのリスクとは価格の変動幅のことを表し、100万円が0円になるのもりすくだけど、200万円になるのもリスクというんだとか。

そういう考えはなかったな~

まあ、マスコミがGPIF(日本の年金積立管理運用独立行政法人)の損失が出ている時だけ放送して、そうじゃない時は一切国民に知らせないから、投資はギャンブルで損する確率が高いという印象操作をしているのも「リスク=0になること」というイメージにつながっているのかもしれません。

あとは国民のお金でギャンブルしていると騒ぎ立てるおバカな野党のせいでしょうか。

ああいう人ってGPIFの含み益がいくらあるか知らないんでしょうね。

まあ、私も投資をはじめ自分で調べるまで知らなかったけど(笑)

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スタグフレーションを考えると投資は必須

スタグフレーションという言葉があります。

景気停滞を表す「Stagnation」とインフレーション「Inflation」の合成語で、景気が後退しているのに物価が上昇している状況を表します。

日本は長い間デフレだと言われていますが、実際はコンビニの弁当やお菓子とかでもわかるようにステルス値上げがなされていたりして、実は見えないところでじわじわとインフレは進んできています。

だけど日本はここ30年間給料が上がるどころかむしろ下がっていたり等、まさにこのスタグフレーションの条件に当てはまっています。

若者が多い国ならまだそれでも何とかなると思うけど、少子高齢化でこれからは老人を肩車で支えなければなりません。

そう考えるとやっぱり日本国内の景気が回復するというビジョンは正直見えないかなぁ

それなら海外から少しでもそのおこぼれが貰えるように米国株式ファンドか全世界株式ファンドかのどちらかに投資していくしかない気がします。

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