31歳手取り26万円の新婚男性の悲鳴が刺さった話

お金の話

私をはじめ平成一桁生まれの人も徐々にアラサーなっています。

昔は平成生まれってだけで若者扱いだったのに時間がたつのがものすごく早いです。

これくらいの年齢になるとちょうど周りも結婚ラッシュで焦りだす時期だし、するしない関係なく将来設計を立て始める時期。

そんな31歳男性の話が載っていたので気になって読んでみました。

31歳新婚男性の切なる悲鳴…手取り26万円・貯金30万円「先行き不安」 - ライブドアニュース
手取り約26万円で、普通預金が30万円という31歳の新婚男性。厳しい生活が続いているといい、将来の展望が見えないという。妻は子どもを作る計画を話しているが、考える余裕がないそう

平成2年生まれのAさん(31歳/男性)。従業人規模50名のIT企業に勤めており、年収は400万円。ボーナスはなく、月の手取りは26万円ほどになります。今年の5月に4年間交際していた女性と結婚。世帯年収は700万円を超えましたが、新婚早々、厳しい生活が続いていると話します。

私は平成1年生まれなのでこの方は同級生か1年度下の方だと思われますが、こういう人の話こそ役立つかは別にして気になる話ではあります。

記事タイトルだけ見た時手取り26万円って「羨ましいなぁ」と思ってたんですが、どうやらボーナスがなしの会社の様でそれだったら貯蓄するのは難しいかなと少し思いましたが・・・どうなんだろ?

地域差によるし住んでいる場所やお金の使い方にもよるからアレだけど、東京で分不相応な場所に住んでいるとかコロナ禍前は頻繁に飲み歩いていたとか、ソシャゲや趣味にお金をかけているとか、そういうのが書いてないので何とも言えないですが、今の私の生活費を考えると家賃補助がなしでもいくらかの貯金位はできそうな気がするんですが・・・

「…なんていうか、その、貯金が全然ないんです。今まで定期預金とかもまったくしてなくて、普通預金が30万円あるだけです。奨学金の返済もありますし、上京してからずっと一人暮らしで、お金なんて貯める余裕がない。僕たちお互い給料が高いわけでもないから、この先どうしようという気持ちもあって」

あ~また奨学金のパターンですが、そうですか。

確かに奨学金で月に数万円の返済が発生するときついかもしれませんが、それは就職とほぼ同時に頭金ゼロで新車を5年ローンで買ってしまった私も月々24,000円位の支払いが強制されたので同じような状況だったのでわからないこともない。

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親の意見は参考にとどめて

この方は投資にも興味を持っているようでそのことを両親に相談したら、「投資なんて絶対ダメだ!」と怒り出したとのこと。

Aさんの「そもそも景気だって父や母との時代とは違うんです。両親は理解してくれていない気がします」という主張は私も完全に同意で、そもそも私たちの世代は物心ついたときには当たり前のように消費税があり、定期預金の金利も雀の涙ほど。

昔の銀行に預けておけば年利7%で安全に運用してくれるなんていう時代をそもそも知りません。

私も両親に投資をやっているという話をしたときは、父親は好きにしたらいいというスタンスでしたが、母親や祖母はかなり心配していて怒るまではいかないけど、明確な拒否感を持っているのは電話越しでも今でも凄く感じます。

結局私はそんな親の意見は完全に無視していますが、コロナ禍でも順調に増えて来ていてやっててよかったと思うし、例えこの先数年間暴落しても持っていようと思っています。

結局親とは言え子より先に死ぬわけで自分の人生全ての責任を持ってくれるわけではないですから。

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自分の生活で精一杯

記事元の最後の章の発言がホント全部刺さるんですよ。

「お金がないのでどうにか増やしたい。家族を安心させたい。転職でもすればいいんでしょうか。最近、やたらめったら資格を取ってた友人の気持ちがよく分かります。でも僕の履歴書には、普通免許と、この前受験したTOEICの点数しか書くことがありません」

実は私も資格なんてほとんど持っていなくて、仮に転職するときの履歴書に書けることなんてほとんどありません。まあ、結局は経験とか技術の方が優先されるって部分はありますけど、第三者的には視覚という形で見えるかする必要はあるかなと思って、私も資格の勉強はやっています。会社の仕組み状、今年受けるのは損するので受けるとしても来年になるでしょうけどね。

「投資も結局、あんまり意味がない気もしています。正直わかってます。投資で一攫千金なんて夢のまた夢で、節約して働いて貯めて、コツコツ増やしていくしかないんですよね。給料を上げてほしいと心の底から願っています」

これも同じ。投資で一攫千金を狙うということはその逆もしかりで、投資で全てを失う・・・だけならまだよくて莫大な借金を抱える可能性だってあります。

結局はごく普通な私たちは節約しコツコツ増やしていくか、転職や副業して給料を上げていくという選択肢しか用意されてないくて、それができないから会社に給料を上げてくれて祈るしかないという・・・

「僕みたいな人、いっぱいいるんじゃないですかね。結婚はしたいけど(もしくは結婚したけど)、お金がなくて、将来のことを考えられない人。日本で少子化が進んでいることが度々話題になりますが、単純にお金がないんだと思います。自分の生活で、精一杯なんです」

これも同意!というか同世代な分余計に刺さるというか、なんというか・・・

そもそも結婚相手どころか恋人さえいない私はお金の心配する以前の問題ではありますが、いたとしてもやっぱりお金の問題で躊躇するでしょうね。

姪っ子とかのこと考えるとやっぱり将来の学費とかそういうお金のこととかを真っ先に考えちゃいますから、もし自分に子どもが産まれたら・・・とか考える機会はたくさんあります。

シミュレーションしてもやっぱり将来的なお金の不安はずっと付きまとうんですよ。

最近は中学受験どころか小学校受験なんて話も聞くし、大学だって国立なのか私立なのかでまた変わります。そこを乗り越えたとしても自分たちの老後の生活は大丈夫なのかとか・・・

私は父親のように60歳で絶対定年退職したいと思っているのですが、今の年収のままだと結婚し子どもが産まれたらたぶんそこはあきらめざるを得ない状況になるかなって。

なんか久々に完全に共感できる記事がでててちょっと色々と考えさせられました。

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