自民党内で「選択的週休3日制」が検討されているようです。

そんなことまで国が決めようとしているのかと流石に企業に介入しすぎなんじゃ・・・
加藤官房長官「育児・介護・闘病など、生活と仕事の両立を図る観点からも、多様な働き方を推進することが重要であり、その1つとして、週休3日制も考えると認識している」 自民党は、希望する人が週休3日で働ける「選択的週休3日制」について、一億総活躍推進本部で議論を進めている。
みずほ銀行が週休3日で基本給80%、週休4日なら60%で実施するとか、東芝が製造現場で変形労働時間制にして1日8時間から10時間にする代わりに給料据え置き等で週休3日を実現するとかいう話を聞いたような気がしますが、給料が減ってしまうのならない方がありがたいかな・・・
「育児・介護・闘病」のうち、後者2つはこの制度で救われる部分はあるともいますが、「育児」に関しては「育児」をするために週休3日採り入れたら、給料が減って生活が出来なくなったという人が出てきそう(-_-;)
選択的ということなので減ったら生活でき無さそうなら選択しなきゃいいと思うかもしれないけど、日本の平均給与・・・というより給料の中央値を考えるとこれを選択できるのって大企業の社員くらいなんじゃないでしょうか。
日本の企業のうちいわゆる大企業勤めの人はとある調査では4,794万人中1,433万人と約30%とのことなので、この時点で選択できる人は少なそうですね・・・
私の会社も一応、上場企業だし中小企業基本法の定義から考えると大企業に該当しますが、この週休3日制が導入されたとしてもたぶん使うことはないですね。
理由?
仕事と趣味が一致しているのと給料が減るのが嫌だからかな~
こういうシステムを導入すると必ず悪用されるイメージがあって週休3日を導入して給料を減らしつつ持ち帰りで仕事をさせるんじゃ・・・とか、休みと見せかけて普通に出勤させたりするブラック企業が普通にありそうなのが心配です。
政府は本気で導入するのならそういうところもしっかり見張れる仕組で作って欲しいですが、今の政府に何かを期待するということは無理なので諦めるしかないですね。
あ、某目立ちたがりの環境大臣は週休7日でいいので働かないでください
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