また奨学金についての記事が上がっていました。
借りていない身としてはこれにどうこう言うのは・・・と思うことはありますが、中には読んでいいても違うんじゃないのって思うこともあり載せってみました。

記事では昨年度に奨学金を利用して大学を卒業したAさんが紹介されています。
都内でシステムエンジニアとして新社会人をスタートさせ、15年間、月2万円の返済を行う予定とのこと。
「毎月2万円、15年間かけて返済していく予定です。ボーナスが入ったら、それも返済に充てるつもりなので、実際はもっと短くなると思いますが」
「月2万円なら返せなくもないだろう」と考えるのは尚早だ。「平成28年賃金構造基本統計調査」によると、新卒の初任給は平均20万6,700円。社会保険料などを引かれたら、手取りは18万円に満たない新卒は多い。
私も学生の頃は働いていれば月2万円くらいは余裕で返せるだろって思ってましたが、いざ就職して一人暮らしをしていると生活費を除いて2万円を捻出することは中々難しいのが現状。
今でこそ安定して残業が発生し、見かけ上給料が上がっているように見えますが、新卒時に奨学金の返済があったら自動車ローンと奨学金の請求で余裕のない生活になっていたかもしれません。
とはいえ、それは最初の数年だけの話。
流石に初任給の頃からは数万円は上昇してるし、最初の2、3年位は全く残業がなかったけど、今では年間数百時間単位で発生してますからね(;^_^A
だから結局、まともな企業に就職できれば最初の数年間我慢するだけでどうでもなるんじゃないかなって思ってます。
奨学金自体は賛否両論だと思いますが、一応、給付型もありますし、成績優秀者は免除等もあるので・・・
今の時代、大卒じゃないと新卒で就職できない企業もあるし、進学する機会があるなら奨学金を借りてでも進学しておくべきかなとも思ってます。
よく奨学金破産の話がでるけど、あれって奨学金が悪いんじゃなくて、返せないくらい少額の給料しか出していない会社が悪いわけで、奨学金自体が悪いわけではありません。
制度を利用するだけ利用しておいて後から批判するっていうのはどうなんですかねぇ
別に「奨学金を借りたら必ず成功します!」なんて言ってるわけじゃないしね。
卒業後の就職なんか完全に個人の問題であって、奨学金制度なんて一切関係ありません。
ホントに払う余裕がないなら返済猶予してくれたりするのにそういうのを調べもしないのに苦しい!とか言われても・・・とか(-_-;)
奨学金が社会に出てからの負担になるのは事実だけど、それは借りる段階で説明されていることだし、借りる借りないの判断は自分でするべきなんじゃないかなと・・・
一応、2022年から民放も18歳で成人扱いするようになるしね
大学の奨学金は中学生くらいに説明した方がいい
私は大学に通うための奨学金については中学生のときに教えておくべきだと思ってます。
弟も大学まで行って勉強したくないからと工業高校に行きましたが、日本人の平均年収くらいはあるらしいし、奨学金という借金もありません。
これが普通科に進学してしまうともう大学に行くしかなくなってしまいます。
勿論、就職も可能ですが、学校自体にそういうノウハウが少ないため、個人的に動く必要が多かったりするみたいです。
私の同級生に一人普通科に行き卒業後就職した人がいますが、学校には頼れず、親や知人のコネで就職したという感じでしたしね。
その点、工業高校は長年多くの企業に就職を斡旋してきたノウハウがあり、大手企業に就職できたりするのでよっぽど安定するんですよね・・・
選択肢があるうちに借金を大学に行きたいかどうか・・・子供に考えさせるのは酷な気がしますが、選ばせないのも酷な気もしてなかなか難しですね(;^_^A
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