中国の情報を見ていると最近目に付くのは「共同富裕」という言葉。
鄧小平が提唱した「先富論」と対立する考えた方。
「先富論」は先に豊かに成るものを富ませて、その人に他の人を助けさせるものであるのに対し、「共同富裕」は社会主義的な考え方でみんなで豊かに成りましょう・・・っていうことだと適当に解釈している。
面には出さないし否定はしているだろうけど、実際にやってることはまさにこれだなぁって国がどこかにあったような気がするんだけど・・・💦

中国の習近平国家主席が打ち出した「共同富裕」は格差縮小を目指す政策だが、これはある意味で「日本社会が理想に近い」そうだ。中国メディアの百家号は22日、「日本の共同富裕の道」と題して、日本が共同富裕を成功させた方法を論じる記事を掲載した。
こんな記事が中国で出てたらしいんだけど、言われるまでもなくそうだろうなと思ってました。
日本は最も成功した社会主義国なんて言われるくらいですから😅
私も資本主義の皮をかぶった社会主義国だと思ってるので正直違和感がない(笑)
さらに記事は「年功序列」も日本の「共同富裕」が成功した一因だと主張した。今では年功序列制度は崩れてきているが、記事は年齢と肩書によって給料が横並びの日本社会は不満が出にくいと高く評価した。また被雇用者の給与には交通費や家族手当、住宅手当など「生活に必要な手当」が各種含まれる企業も多く、これは「文化改革開放前の中国の国有企業に似ている」とした。
これは確かにあると思う。
年功序列という極端に言えば会社で寝ているだけでも給料が上がり続けるシステムは将来設計を立てやすいです。
一億総中流なんて言われていたころは今みたいに非正規ばかりではなく、大多数の人が正社員として働きそれなりの給料を貰っていたみたいですから。
うちの会社も年功序列気味ではあるけど、完全にそうかと言われると微妙なところなですが、年齢と給料が比例しているのは否定できません。
そう考えると結婚して子供ができ、成長してお金が必要なときに安定した給料が入ってくると言うのは少子化対策的にもいいような気がします。
だからこそ社会主義国日本にすら救われていない就職氷河期が目立ちますね・・・
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