25歳の若者が人間楽し暮らすためにいくら必要か
この書き出しで書かれていた記事を読んでものすごく違和感を感じたので載せてみました。
こういう記事は個人差があるし都合のいいデータしか取り上げていない可能性が高いので参考にはなりませんが、気になってしまうものは仕方がありませんから(笑)

非正規の方が最低賃金近くで働いていることは知っていますが、その最低賃金を一気に引き上げた結果、雇用が喪失し若者の失業者が爆増した国がお隣のK国です。
こういう議論は確かに必要だと思うし、私も最低賃金の引き上げ自体はどちらかというと賛成なんですが、一気に500円も上げさせようとするのではなく、もう少し小刻みに上げさせないと無理じゃないかなって思っています。
消費税なんかその点をうまくやってて、そこだけは政府の小賢しさは流石だなぁとちょっと感心してたり(笑)
ところで1,500円ってどういう基準で設定されたのかも気になってたところこういう風に書かれてて
全労連の調査では、生活実態や持ち物の数量などを調べ、生活に必要な費用を積み上げる方式を採っている。一人暮らしの25歳の若者は水戸、長野、岡山、那覇の4市で2020年、いずれも税・社会保険料込みで月25万円前後必要だった。これを月平均の法定労働時間173・8時間で割ると、時給1400円以上となる。お盆や年末年始に休みがとれることを前提にし、月の労働時間を150時間と設定すると、時給1600円以上になる。この試算を受けて、全労連は1500円以上が必要だとしている。
私の住む長野県長野市も参考都市に挙げられていますが、残念ながら私は長野市在住ではありません。
ですが、そこまで生活水準は変わらないはずなので自分に当てはめて考えてみると
- 所得税:7,410円
- 住民税:14,000円
- 健康保険料:12,240円
- 厚生年金保険料:31,110円
- 支出:153,951円
この他にも雇用保険とか団体保険とかあるかもしれませんが、そこは考えないとして・・・
2021年1月~5月までのデータを元に自分の場合どれくらいかかっているかを出してみました。
これらの合計は218,711円で、社宅扱いで25,000円安くなっていることを考えたら243,711円となり、確かに25万円くらいかかってるわ!ってなりそうになりましたが、これは私の年収を元に出した住民税や保険料での話。
実際はどうなのかがちょっと気になったので自分なりに調べてみました。
手取18.5万円が目標かな?
私は経理マンでもなんでもないのでネットで調べた情報だけ載せておきます。
住んでいる場所によって違いはあるとおもうので正確ではないけどこの記事の内容がホントかどうかが気になったので目安としてね。
月の支給額が25万円でボーナスなしだと仮定すると年収300万円。
全然貰い過ぎではない金額です。
年収300万円の会社員の各種税金や保険料は調べた感じだとこんな感じでした。
- 所得税:6,417円
- 住民税:13,500円
- 健康保険料:12,500円(折半:5%)
- 厚生年金保険料:22,875円(折半:9.15%)
税金と保険料の合計は約55,000円。おまけで会社関係の保険や組合費とかも合わせて1万円とかつけておきましょうか。
そうなると残りは250,000 – 65,000 = 185,000円が人間らしい生活に必要な費用だということになります。
つまり私は普通の人間以下の生活をしているってことか・・・(;^_^A
まあ、全労連側からすると多い方がいいと思うので多めに計算するのは当然なかもしれませんね。
交渉するにしても最初に吹っ掛けて妥協点を探る方が有効なのは確かにその通りなのでこれもそういうもんなんですかね?
コメント