2年3ヶ月ぶりの新刊
オーバーロード15 半森妖精の神人 [上]
2ヶ月連続刊行ということで、読了した現在、はやく16巻が読みたい!という気持ちで一杯です。
理由は単純
15巻は正直盛り上がりに欠けるからだ
ナザリックの第6階層のチラ見せや元奴隷エルフ達の現在やアンキロウルスス・ロードという森のクマさんの苦悩?、さらにぽっと出のよくわからないダークエルフの男性がアウラに一目ぼれしたり等々
この辺りは私の中では全く盛り上がりがない。
ナザリックの蹂躙か強者との闘い、それかもっとダークな部分が好きな身としては盛り上がりを感じないのは仕方がないかもしれない。
その点、最後の20ページくらいは次巻に期待を抱かせる素晴らしい物だったと思う
読んだことのない『亡国の吸血鬼』で登場したというナイトリッチの集団である深淵なる軀、漆黒聖典の番外席次であり、エルフ王の娘である『絶死絶命』の登場等々
15巻は物足りない物でしたが、16巻が出た後に読み返すとまた違った感じになることを期待したい!
ここまでは15巻を読んでの総評及び雑感①
以下気になった点を書き連ねていこうと思う。
マーレに恋愛フラグくる?
上記でも少し触れたが、アウラに一目ぼれしたブルーベリー・エグニアは現時点では一目ぼれした段階で出番が終わったし、今後も進展することは恐らくないだろうからどうでもよい。
ただ恋愛フラグ?が経ったということだけはやはりどうしても気になるところ。
実際にこの恋が実るとは欠片も思わないが、アウラに惚れるやつが出るのならもしかしてマーレにも・・・とは考えてしまう。
そうなると個人的にやっぱり候補に挙げたいのは法国の絶死絶命
彼女自身も自分に勝てる男の子どもを望んでいる発言もあるし、可能性としてはゼロではないだろう。
ただ懸念点は2つ
1つは絶死絶命が大陸でも10本の指にはいる最強のタレント持ちというのと装備は六大神が残したものだという点、何より第一席次である漆黒聖典をボコれるだけの実力があるらしいので負ける可能性がゼロではないというところ。
もう1つはマーレ自身がナザリック外の存在に関して無関心であり、敵に対して容赦がないので敵対すれば殺してしまいそうだというところ。
マーレに関してはオドオドも演技疑惑があるし、結構冷酷な可能性は高いのではないだろうか。
要は隠れデミウルゴスタイプ(笑)
まあ、オーバーロードに恋愛は求めていませんが、二人の子どもがどうなるかという意味でかなり気になるところなので、アウラは別にしてマーレには期待したいですね
あのダークエルフの村は今後必要か?
過去のリザードマン編は不評だったという話を聞くが私はあれは結構好き
完全な第三者視点からナザリックを眺められたという点で当時はそれなりに楽しめてました。
ただ今回のダークエルフの村の騒動
正直あまり面白くない
まだナザリックの軍勢が相手ならともかく森のクマさんが相手だからなぁ・・・
盛り上がりに欠けるし長々とやる必要があったのかが疑問
お友達大作戦で必要だったかもしれないが、それはすでに破綻しているし、アインズ的にももう必要ないのではないだろうか・・・
気になるのは16巻でマーレと村を訪れるときのアインズの格好だけ
モモンの兜をはずた時みたいにエルフの偽装をするのか
それとも堂々と骸骨の素顔をさらすのか
はたまたまた嫉妬マスクを付けて出ていくか
この村に関連することで気になるのははっきりいてそれだけなんですよね。
法国が攻めてきて村を守るっていう展開はすでにカルネ村でやったから2度目はないだろうし
エルフの王族?
フォーサイトのイミーナもアウラを見て反応していたし、元奴隷エルフ達もマーレに対して「王族」という言葉を使っている。
そしてエルフ王自身もオッドアイであることから王の相というのはオッドアイのことなのだろう。
かなり田舎に住んでいた元奴隷エルフやイミーナも反応していたみたいだから種族として何かしら意味があることなのだろうか。それとも単純に王がオッドアイだからってだけなのか。
それはいずれ分かることとして
エルフ王であるデケム・ホウガンがエルフが優れた種族だと証明するために強い子供を作ろうとしている関係でアウラが狙われるかもしれないのが気になるところ
最初はマーレが勘違いで狙われるかなと思ったけど、アウラを即座に美少女だと見抜いたエグニアを考えるに流石にそれはないかな(笑)
後は法国についてもう少し妄想をかき出したいから週末にもう少し書いておこうかな
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