待ちに待ったオーバーロード最新刊が発売されました!
王国編最終章ということで最後はどうなるんだと気になってましたが、想像より死人が少なかったのが意外でした。
表紙を見る限りツアーとアインズの戦闘がありそうで期待感が高まりますね!
今までアインズたちとまともに戦える存在がいなかったので、実質身内でやりあうくらいしかありませんでした。
14巻以降はどんどん外部との闘いになるんでしょうね。
意向で物語の詳細なネタバレは省き、思ったままに細切れの感想を書き、個別で気になったところを書いていきます。
細切れネタバレ感想
滅国の魔女ということで、ラナーの周りの王国側の視点が多かったです。
私はオーバーロードという作品の中でナザリック側も好きですが、蹂躙される側の心情描写がなされている部分が好きで今回はそこらへんは大満足!
14巻のあらすじが公開されて一番気になっていたのがこの王国サイドは誰が生き残るかでしたからね!
まあ、王国の主要キャラは大体死んだ・・・訳でもないので良かったようなよくなかったような(笑)
そして表紙にあるように今回はようやくツアーとアインズの戦闘シーンが見られました!
ワールドアイテムと同等の効果を持つと思われる始原の魔法が初めて使われます!
といっても 亡国の吸血姫 で基本的に始原の魔法を使える場合、位階魔法は使えないそうなので全てが全てワールドアイテムと同等というわけではないでしょうが、これからどうなるか気になる要素ではありますね。
戦闘に関してはパンドラズ・アクターなので、アインズとツアーとの戦闘能力の差はわかりませんが、この戦闘についても色々と気になる部分があるので別記事で吐き出していきます。
あとはおまけで朱の雫も少し出てきましたが、今後関わってきても大した障害になりそうにないのでそこまで何も思わなかったかな。
そして・・・ラナーはあの後クライムといろいろと幸せになるんでしょうね(笑)
今後のストーリーにどの程度絡んでくるのかも気になります!
王国の生き残りについて
王国が滅亡するということで、王国側の人物はあらかた卒業するものかと思ってたんですが、思ったより生き残りがいて驚いています。
八本指
実はアインズは八本指についてあまり把握してなくて、意図せずして見捨ててしまうのではと思ってました。新たなアインズ教徒が産まれたようで何よりです。
そして八本指の面々は生き残りはしたけど、今後は活躍の場はないような気がするのでこれで見納めかもしれません。
青の薔薇
青の薔薇に関しては作者も途中までは殺そうとしていたようで、ある意味アインズ、そして作者の手からも逃れられたという幸運の持ち主たち(笑)
私も作者と同じく女性キャラ優遇の作品はあまり好きではないので、オーバーロードのようにあっさり退場させる作品は大好きなんで期待してたんですが・・・
やっぱりアインドラ以外の性格を考えると王国の為に心中することは絶対ないですよね(-_-;)
今後はかなり遠くの国に行くようなので次に登場するとしたら最終巻くらいかな。
ブレイン・アングラウス
死亡して唯一残念だったらキャラクター。
web版からずっと好きだったので今回退場したのは非常に残念です。
だけど最後にガゼフを超えた戦士として、より優れた戦士であるコキュートスに戦士として殺されたのでブレインとしては最高の最後だったと思います。
少し気になったのはブレインがコキュートスの名前について思い出すシーン。
以前、シャルティアと戦った時、同じようにブレインが名乗ったときにシャルティアが2回くらい名前を出していたのに聞き覚えがあったんでしょうが、ここでわざわざそういう感想を抱かせる描写を出すことを考えると・・・
少なくともコキュートスは気に入っているようなので、今回の褒美としての復活は十分考えられる気がします・・・が、物語の終息に向けて作者が意図的に復活させないかもしれません(笑)
ラナー&クライム
当然生き残ってますが、悪魔になるとは思っていませんでした。
以前、イビルアイが力を手にれるために人間を辞めるなよとクライムに行ってましたが、理由はどうあれ人間を辞めることになったのはフラグだったんでしょうね。
クライムがセバスと会うのも楽しみですが、今後青の薔薇の面々と会うのかというのも気になります。
そして・・・とうとうラナーまでもアインズを知者だと認識しました!(笑)
もしかするとアインズはホントに天才?なのかもしれません(笑)
とはいえもし自分がアインズの立場だったらああいう対応はできないと思うのである程度才能はあると思うんですけどね。
フィリップ
死ぬとは思ってたけど王国丸ごと道ずれに盛大な自殺をやってのけたのは流石としか言えません。
意気揚々と王都に報告に行って貴族としてもどん底に落とされた後にナザリック側で処刑されるのかと思ってましたが、そこまでフィリップに紙面を割くのはもったいないってことですね(笑)
どういう風に殺されたかは気になりますが、小物は一言死んだと書かれることもなく終わっちゃうんでしょうね。
王国外の人物について
ツアー( ツァインドルクス=ヴァイシオン )
立ち位置的には世界の守護者的なイメージ。
本体ならシャルティアにも勝てるという発言は、アニメの描写を考えると完全武装のシャルティアにも勝てるという意味にも取れます。
パンドラズ・アクターの能力的はアインズの80%の能力しか引き出せないので戦、戦力を見誤らせることに成功しましたが、傀儡の鎧操作のツアーも 始原の魔法含め底を見せていないため、まだどちらが優位というのは判断できません。
ツアーはアインズ単体だと勝ち目があると見なしているようですが、ここに守護者や高レベルの召喚モンスターを含めると正直勝ち目はないと思います。
もちろんそれはツアーもわかっているのでいろいろと考えているとは思いますが、実際ツアー以外では守護者の相手をすることすら難しいので、漆黒聖典と組まない限りどうしようもないですね。(それでも無理だと思いますが・・・)
もし単体で戦うとするならば、能力的にアンデットに相性がいいという発言もあるため、今回油断を誘っているとはいえアインズでは苦戦する可能性は0ではないのかな?
ただゲーム時代からアインズたちは様々な武具やスクロールの材料にドラゴン狩りしまくっているようなのでドラゴン特攻武器はたくさん持っているでしょう。
もしかすると本体が出てきたらかえってまずいかもしれません(笑)
漆黒聖典
出てくるとは思ってましたが一気に出てきましたね。
クアちゃんとは第5席次『一人師団』クアイエッセ・ハゼイア・クインティアでクレマンティーヌのお兄さんだと思われます。
後は斧を持ってるのは第10席次『人間最強』、暗殺者は第12席次『天上天下』であってるかな?
設定資料集にビジュアルが乗ってるそうですが、見たことがないので自信がありません。
まあ、最後の敵としては漆黒聖典では正直、力不足だと思うのでやっぱりツアー含む竜王たちになるんでしょうが・・・私は人型VS人型の方が好みなので頑張ってほしいですね。
後気になったのは口ぶりからモモンの正体について知ってるんじゃないかなというのが気になります。
戦争後の話の報告トップの会談ではバレてなさそうだったので、クレマンティーヌの遺体を持って行ったのは法国じゃないと思ってたんですがこの件でちょっとわからなくなりました。
漆黒聖典については次巻で番外席次関連で出てくると思うのでいろいろと楽しみにしておきましょう。
タイトルが半森妖精の神人ということなので、漆黒聖典総出してくれることを期待してます!
レメディオス・ネイア・ティラ
冒頭であっさり殺されていたレメディオスが可哀そうで…せめてもう少し描写があってくれた方がわかりやすかったけど仕方ないね(笑)
ネイアは教祖としてその地位を確実に高めて来てます。将来的に魔導国と統一されるのはほぼ確定かな。
青の薔薇の二人は三つ子だというのは知ってたんですが、残り1人はアインズの手から逃げられなかったようです。ここで強くなって今後出てくることがあるのかちょっと気になりますね。
まとめ
今回はかなり退場者が出てきたと思いましたがよくよく思い返してみると重要人物でランボッサⅢ世、ザナック、ブレインだけでした。
大体が王国の一般市民とただの貴族だけで正直そこらは期待外れでした。
せめて青の薔薇が死んでれば大満足でしたがそこは今後に期待しましょう。
とりあえず生死についてはここまでで、次回戦闘について適当に書いていこうと思います。
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