政府・与党が投資信託などの運用益が非課税になるNISA制度の恒久化について最終調整を行っているという記事を見かけた

投資信託などの運用益が非課税になるNISA(少額投資非課税制度)について、政府・与党は今の2種類の制度を一本化し、年間投資上限額を360万円とする方針を固めた。生涯の投資上限額は1800万円にし、このうち1200万円は株式投資に使える「成長投資枠」とすることも最終調整している。
『所得倍増』から変遷した『資産所得倍増』のためなのだろう。
私は投資にお金を回しているのでこの制度変更はありがたいと言えばありがたい。
積立て型の枠を年120万円にするといことですが、私の月の手取りでは10万円すべてを捻出するというのはできなくはないが厳しいというのが現実
やはりいくらか現金で残しておく必要があるわけで、そういう面では上限を決めての無期限というのはありがたいと言えばありがたい。
月々10万円投資に回す余裕がある人も従来のつみたてNISAの3.3万円しかつみたてができない人でも非課税枠の合計は同じというのは富裕層優遇が叫ばれる昨今ではまだましな仕組みなんじゃないかと思われる。
だけど、やはり岸田首相、ひいては自公政権には不信感しかなく
『これだけの枠を用意したんだからこの枠以外の金融資産を持っている人は金持ちだ!』
という暴論を振りかざしこれまでコツコツと積立てNISA外で積立ててきた資産に対して30%に増税した金融所得課税を掛けてくる可能性も否めない・・・
プライマリーバランスの黒字化の為なら国が滅びても構わないと考えている財務省からすれば税収が減ることを良しとするとは思えないんですよねぇ
防衛増税しかりどこかしらで増税を計る可能性が高いのではと疑ってしまう。
政府がやることはプラマイゼロに見せかけたプラマイマイナスが多いと思っているので、こういううまい話の裏にあるものも警戒していかないとなと思いました。
この話単独で見るとすればなかなかいい物じゃないかな
というのが私の感想です。
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