年金についての記事を読んで愚痴を書いていたらちょうど日本年金機構から年金定期便がやってきました。
自分が老後貰える年金は制度が変わりそうなので意味がないと思っていましたが、折角なので計算してみようかなと思って
年金の受給資格
国民年金や厚生年金は受給資格は元々25年以上の加入が必要でした。
しかし、2017年8月1日以降、現在の10年の加入で受給資格を取得することができます。
私は就職してから7年程しか経っていませんが、20歳から25歳まで国民年金保険料の学生納付特例制度を利用していたので、受給資格10年という期間は問題なく突破しています。
つまり年金を貰えることは60歳まで生きのいれば確定ということです。
年金見込額の簡易計
詳細は計算するつもりはありません。簡易でいいんです。
50歳以降は定期便にすでに書いているそうなんですが、50歳未満はこれまでの加入実績に応じた年金額に見込み額を加算して算出する必要があります。
ということでこちらのサイトを参考にして算出してみました。

加入実績による額
現状の加入期間からすでに確定している年金額は約25万円です。
これだけ見ると少なく感じます。
学生特例を使用しているので、この時点で10万円位少なくなっているからでしょう。
私の年齢を考えると同世代と比べると少ないんでしょうね。
国民年金見込み額
国民年金は1年間保険料を納めると約2万円程受給額が増加するとのこと。
計算式としては
2万円 × (60歳 – 現在の年齢)
というわけで私に当てはめてみると
2万円 × (60歳 – 32歳)
つまり残り28年で56万円の増加が見込めるようです。
厚生年金見込み額
厚生年金は給与や賞与によって保険料が変わるので、今後の収入の増減によって変わります。
なので、とりあえず2020年度の給与が平均値だと仮定し535万円を使用します。
計算式は
今後の平均年収 × 0.55% × 今から退職までの年数
とのことなので私に当てはめると
535万円 × 0.55% × 28年
つまり残り28年で82.39万円の増加が見込めるようです。
60歳以降の年金見込み額
年金受給額を計算して出してみました。
- 確定年金額:25万円
- 国民年金額:56万円
- 厚生年金額:82万円
合計すると1年間の年金額は約163万円、ひと月当たり約13.6万円の予定になります。
私の2020年の年間支出は約250万円。
遊興費とか車の残債の支払いとかもだいぶ含んでいるけど、年齢が上がれば医療費がかかるし、健康にはもっとお金が掛かるでしょう。
仕事を辞めれば当然社宅には住めないので家賃もさらにあがるのも確定です。
なのでとりあえずこの金額で考えて計算すると現状の生活規模で老後も過ごすのは・・・年金だけでは無理だということが分かります。
すでに約90万円もオーバーしていますからね(;^_^A
もし100歳まで生きてしまったら
私は60歳で仕事を絶対にやめたいけど年金は65歳まで受け取るつもりはありません。
なので60歳までに貯めておきたい金額を5,000万円と設定していますが、ホントにこれで足りるかどうかを考える必要があります。
引退後の住民税等諸々の税金については今は考えないで計算します。
受給までの5年間は失業手当位しかないでしょうから、単純に年間250万円をかかると仮定しそれを貯蓄から捻出すると
5,000万円 – (250万円 × 5年) = 3,750万円
65歳から100歳まで年金と資産の取り崩しだけで生活すると仮定すると
3,750万円 – (90万円×35年)=600万円
てっきりマイナスになるかと思ったけど案外余りましたね。
まとめ
現状の生活規模の金額前提で計算すると100歳まで生きてもいくらかのお金が残ることはわかりました。
ただ年齢が上がれば病院のお世話になることも増えるだろうし、健康に費やすお金は増えるでしょうから若い今と同じ生活規模では難しいかなと思っています。
とはいえ計算してみて改めて目標に設定していた5,000万円位は強ち間違っていなかったかな~というのが確認できてよかったです。
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と素直に受け止められたらよかったんですが・・・
実際は住民税とかその他もろもろの税金関係を考慮してないし、将来実家に戻った場合の固定資産税とかそのあたりはまったく知りません。
更に年金の減額の可能性もあるし、物価の上昇等不確定要素も沢山あり、ハッキリ言えば滅茶苦茶あまい未来予想の元での計算になっていると思ってます。
だから実際はもっと多く貯蓄する必要があるかもしれません。
ただ私は自分自身がそこまで長生きできると思っていません。
たぶん長生きして82,3歳位じゃないかな?
とはいえお金の不安は基本尽きないものです。
未来の自分はもしかしたら65歳まで働いているのかなとちょっと思ってしまいました。
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