若者を押し潰す年金制度か・・・自力で準備しなきゃ

お金の話

自分の年金がいくら貰えるか知らない人が多いという話をよく聞きます。

そういう私も自分がいくら貰えるかは把握してなくて、現行制度のままだと年額10万円程貰える額が少ないということ位しか知りません。

もうすぐ32歳になりますが、年金が貰えるのはまだこれまで生きてきた年数の倍の時間がかかります。

それに現行の制度がこのまま維持できるとは到底思えないので、調べても意味がないとどうしても思ってしまいますから。

特に少子高齢化。

高齢かについては時間が経てば解消するだろうけど、少子化はどうしようもないから年金を貰えると思っている方が危険なんじゃと思ってるくらい。

そんな記事をマネーポストのこの記事を見て感じました。

若者を押し潰す超高齢社会 ねんきん定期便から見える「年金制度の欺瞞」 | マネーポストWEB
 ゲームマニアの間では、攻略が極めて困難なゲームを「無理ゲー」と呼ぶ。いま、多くの人たちが「無理ゲーと化した社会」に放り込まれているのではないか、と指摘するのは最新刊『無理ゲー社会』が話題の作家・橘玲...

「無理ゲー社会」化は世界規模で広がりを見せているが、さらに日本では「超高齢社会」の現実がある。高齢者の年金や医療・介護を支える現役世代の数がどんどん減り、社会保障の財源が逼迫している。

 非正規の仕事で収入も少なく、定年になっても微々たる年金しかもらえない。なんとか親の介護はできても、自分には介護してくれる子どもはおらず、どうやって生きていけばいいのか──。こうした不安や不満は、ただの印象論ではない。

 名目での給与が増えても手取りが減っているのは、年金をはじめ社会保険料がどんどん上がっているからだ。

これは私もよく感じます。税制とか興味を持って調べれば調べるほど、私が産まれたころ比較しても遥かに消費税や社会保険料が上がってるのが分かりますから。

年金はGPIFが頑張って運用してくれていて、マスコミや野党は含み益が減った時だけバッシングしていますが、実際はかなり堅実にやってくれています。

個人的には安全な債権だけで運用しろなんて言ってる人は馬鹿なんじゃないかと思ってます。

ただこれだけでどれだけ賄えるだろうかってのはやっぱり不安。

今だって将来世代の為にという名目で増税していってるけど、日本は基本一度増やしたものは二度と下げないので、将来世代もそれで苦しませられるわけですから・・・

「コロナで経済が~」と騒いでるのに消費税について一言も言及がないのがその証拠。

将来世代のためと言いながら、将来世代を担う、そして産みだす層を一番冷遇し、引退し、将来世代を生み出せない層を優遇するのが今の日本ですから。

いったい誰に向けて「将来世代のため」って言っているのやら。

 日本の人口構成を見ればわかるように、高齢世代を支えるためには現役世代から搾取する以外にない。その結果、「祖父母の世代に仕送りをする」という共同体意識はどんどんなくなっていき、若者世代は自分たちを「犠牲者」だと考えるようになった。2025年には団塊の世代約800万人が全員75歳以上の後期高齢者となって、負担増にさらに拍車がかかり、この矛盾があちこちで噴き出すだろう。

昔は親の老後は子供が面倒を見るという風習でしたが、今はむしろ収入の少ない子どもに対し、親が仕送りをするという話もあるくらいの状況。

自分が生きるのに精いっぱいで他人に施しを与える余裕がある人がいったいどれだけいるでしょうか。そりゃ共同体意識なんてなくなるでしょうよ。

私は「犠牲者」という意識はないけれど、バブル世代のツケを払わされる「被害者」かなと思うことはあります。それと同時にこれからの世代に付けを回す「加害者」だという自覚もね。

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生活保護で炎上中だけど

最近メンタリストのDaigoさんが炎上中だけど、それについては触れるつもりはありません。

だけど年金制度と生活保護

この2つについてはちょっと考えることはあります。

制度上、年金より生活保護を貰う方が生活が楽になるという現状。

これについて国にはホントどうにかして欲しい。

制度を悪用すれば1円も年金を払っていない人がエアコンの効いた快適な暮らしをしている横で、40年間ずっと年金を払い続けた人がエアコンをつけるのも躊躇するような貧困生活をするなんてことが発生しかねません。

というか現在すでに発生しています。

私の祖母の周りにもずっと自営業で年金をほぼ払わず、生活保護で生活している80歳近い人がいます。

仕事を辞める前に家等その他もろもろをすべて処分し、そのお金を使いつくして働けないと言って生活保護を受けているそうです。

それなのに今でもパチンコ行ったり、タクシーで整骨院に通ったりと悠々自適な生活をしているとのこと。

こういうのを見ると真面目に税金を支払っている人ほど馬鹿を見るというのがよくわかります。

個人的には年金を貰える年齢になったら生活保護から年金に移行するべきじゃないかなと。

それでも足りないというのならもう国が経営する施設で現金ではなく現物で支給する形にするの形でいいんじゃないかな。

「金は寄越せ!そして自由も保証しろ!」

なんて言うのはただのワガママにしか見えませんから。

生活保護費が下がったらデモしてる人がいるけど、そんなことする元気があるなら働けと言いたいですね。

生活保護じゃないけど、母子加算廃止の時の画像でちょっと印象に残っているのがあって、貰うことが当たり前に思っている人は「当たり前の値段では買えません」と言いながらこういうのを買うんだなって

半額と書いてるけどさ・・・俺だってこんな値段の肉買わねーよ!

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