貯蓄のために節約を始めるときまず最初に考えるのが家計簿をつけることだと思います。
収入が多ければ支出を詳細に把握しなくてもお金が溜まるので意識する必要はありませんが、私のような庶民的な収入の会社員ではそんな生活をしていたらお金はそうそう溜まりません。
私も家計簿をつけ始める前は大した収入でもないのに月の支出を把握しておらず、毎月赤字を垂れ流しながら生活していました。
家計簿をつけ始めたからすべて解決したというわけではありませんが、少なくとも私は家計簿のおかげで貯蓄ができるようになったと信じています。
しかし中には家計簿をつけると逆に赤字になる人もいるようで少し気になり見てみました。

記事では「私には家計簿は向いていませんでした・・・」というAさん。
元々が固定費・光熱費・食費と支出ごとに予算分けしてその範囲で生活していたそうです。
Aさんも私と同じようにネットで「節約の第一歩は家計簿をつけること」という記事を見て家計簿を始めたそうですが、かえってそれで失敗したとのこと。
「予算を分けてやりくりしていたころは、あらかじめ給料から2万円を『貯蓄費』として貯金するようにしていました。それに、予算も決まっていたので、頭の中で『今月は後いくらでやりくり…』とある程度の残金を把握できていたんです。それが家計簿をつけはじめたら、『つけること』に満足してしまって見返すこともしなかった…というより、細かく記入していくのが想像以上に大変で、見返す気力がなくなって…。当然、使った分を記入するだけなんで、残金がいくらあるかも把握できてないですよね」
https://news.yahoo.co.jp/articles/9f207f2d95f5c06ddc91afb1284bab43a1466aee
これ凄くわかる・・・
私も最初は家計簿をつけることだけに満足して見直すなんてことはしていませんでした。
ただ私の場合はそれまで娯楽費に回していた資金がばっさりカットされ、それに回すために最適化されていた家計だったため何とかなったというだけ。
今思い返すとたまたまうまくいったんだなぁと思わなくもない(笑)
他にも特に家計簿を付けないといけないと思うこともなかったし、支払いはクレジットカードが9割なので残額と会わなくてストレスなんて感じなかったのも大きかったかな。
まあ、買ってないものの代金を払わされた時は家計簿が合わなくてかなりイライラしましたけどね。
一応、支出は1円単位でつけてますが上記等一部例外を除いて別にキッチリ残高と合わせようと思ったこともないですね。
多少の差額が出ても収入と支出の差が10,000万円単位であるなら誤差かなと思うようになりました。
むしろ私にとって難しいのは予算を決めてその範囲で収めようと頑張ることかな。
例えば月の食費30,000円と設定した場合、月末でまだ20,000円しか使ってなかったら外食で贅沢したくなるし、固定費以外は毎月どれくらいの予算が必要なのかは一人暮らしを始めて5年目ですがバラバラ過ぎて正直わかりません。
そして何より予算を超えてしまった時の罪悪感がイヤでイヤで仕方がありませんでした。
まとめ
家計簿は支出を意識するために使うことには意味がありますが、つけることを目的とするとダメだということですね。
私が家計簿でうまくいったのに予算を決めて生活するのはダメだったように個々人に適した家計管理方法があります。
まずは色々な家計管理の方法を試してみて自分に合っている方法を見つけることが大切だと思いました。
まあ、一番は大幅な収入増で今の生活を維持することなんでしょうね(-_-;)
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