自民党総裁選に立候補した菅義偉官房長官が立会演説会で少子化対策として「出産を希望する世帯を広く支援するため不妊治療への保険適用を実現する」と発言したそうです。
現在の日本は晩婚化でいざ結婚して子供が欲しくなってもできないなんてことも珍しくなく、不妊治療をしている夫婦もそれなりにいる・・・らしいですね。

記事にもありますが、医療財源の観点から反対する意見もあるようですが持続化給付金の中抜き等に使われるより遥かに有意義な政策だと思います。
まだパートナーの影も形もなく当分縁遠いお話だったので全く知りませんでしたが、てっきり保険適用されて数十万とかかかるものだと思ってました。
いまは不妊治療の入り口部分である検査や排卵誘発は保険が適用されている。体外受精や顕微授精などの特定不妊治療は対象外だ。不妊治療は1人の子どもを授かるため100万円以上かかることもあり、経済負担を理由に治療を諦める人も多い。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO63565520Y0A900C2PP8000/
ということは単純に3割負担、つまり30万円で済むということになるのかな?
これだったら今まで経済的事情から躊躇していた人でもやってみようという金額になっている気がします。
これでさえ厳しいなら・・・その後の生活が破綻するだろうから子供を持たない方がいいと思いますが(;^_^A
ただやっぱり財政面で反対している人もいるようです。
理解はできますがこれは日本にとっては必要な投資だとして割り切るしかないと思います。
やっぱり出生率がこのまま下がり続けるのはまずいですよ。
政府は幼児教育の無償化、公立高校は年収910万円、私立高校は年収590万円を境に実質無償化したり等、色々やってはいましたがそもそも産まれてくる子供が少なければ意味がないですからね。
政府の少子化対策は的外れなものが多いですが、晩婚化が進み出産年齢が上昇している状況では不妊治療のニーズはやっぱり高いようなので珍しく的を得た政策だなと。
軽く調べただけでも結構歓喜の声があちこちで上がってましたしね。
まあ、同時に反対意見もありましたが・・・
記事にもありましたが確かに対象年齢、または回数の制限は必要だと思います。
流石に50、60の夫婦が不妊治療!って言われても可能性が低いからなぁ
少子化対策推進は自分のため
少子化対策でお金を使うのは賛成なんですが、別に日本の未来を考えてのことではありません。
自分で確認できない「自分が死んだ後の世界」なんてどうでもいいしね。
私が少子化対策をして欲しいのはどこまで行っても自分のため。
働いて税金を納める分母の増加
⇩
少しまともな年金が貰える可能性増
⇩
自分の負担減
単純に税金を払ってくれる分母が増えてくれると嬉しいという発想(笑)
後はその子供を育てるために国民の所得増を目指す政策を実施してくれれば完璧なんですが・・・
まあ、でも最近の税金の使い道の中では圧倒的に有意義なものだったのでぜひこれは導入してほしいですね。
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