コロナ禍の中仕事を失い生活が困窮している人もいるという話はよく聞きます。
親戚の中にも飲食業で働いている人もいて、もろに影響を受けてたりもしてますしね。
それは非正規の公務員においても変わりないようでこんな記事がでていました。

アンケートでは、長引くコロナ禍や、昨年4月から導入されている「会計年度任用職員制度」によって、経済困窮や将来への不安、メンタル不調を抱えている人が多いことが浮き彫りとなった。また、非正規公務員の約8割が女性であり、ジェンダー不平等の問題も指摘されている。
また女性の貧困の話か・・・とちょっともうお腹いっぱいな話。
コロナ禍で子どもと女性の貧困が深刻で助けなければという風潮があるけど、それは男性も同じなはずなのになぜそこに男性の話はでないのか。
やっぱり女性は社会のせいだけど、男性は自己責任っていう風潮なんですね・・・
非正規の8割が女性とのことですが、残りの2割の男性に対してなにも言及がないってどういうことなんですかね?以前、弱者男性という言葉を取り上げたことがあるけど、お金を稼げない男性には人権はないけど女性は違うってことなんですかね?
これとは別に2021年4月から6月にかけて取ったアンケートに寄せられた意見も載せっていましたが、それもちょっとなぁっていう感じがしてます。
「給与が少ない。限られた時間のシフト制で手取りが11万円。一人暮らしをしなければならないので家賃などを引くと副業せざるを得ない。正直、人の暮らしをナメている。人間的で健康な暮らしは全くできない」(関東・甲信地方、20代女性)
まずなんでフルタイムじゃないのって話。フルタイムでこれならどう考えてもおかしいと思いますが(^_^;)
非正規公務員として働く段階である程度給与は把握できるはずだし、工場みたいに夜勤があるようなシフト制じゃないので、単純に労働時間が減る=給料が少ないなんて子供でも分かることだと思うんですが・・・
「人の暮らしをナメてる」なんてい言ってるけど、この人が働くことを舐めているっていう感じしかしません。
そもそもの話。数年前まで圧倒的売り手市場だったはずなのに手取り11万円の非正規公務員を選んでいるの時点でどうなのかな・・・ってどうしても思ってしまいます。
「女性たちの善意や気持ちに頼りすぎ。私たちはボランティア精神で仕事しているわけではない。自分たちにも生活がある。経済的不安定さが、精神的な不安定につながるため、毎日どこか不調を抱えている。
低賃金で重労働の仕事を平気でさせている自治体行政に怒りがわく。率先して、女性たちを使い捨て労働の駒として使っている。女性蔑視、人権侵害以外の何者でもない」(関東・甲信地方、30代女性)
これもさ・・・まるで非正規は女性しかないとでも言いたげの回答。
なんでここで「女性たちを使い捨て労働の駒」ってくくりなの?
確かに女性の方が非正規で働いている人が多いかもしれないけど、このアンケートでも男性だって2.8%と少ないながらいるわけで、まるで正規職員は男性だけ、非正規は皆女性だと言わんばかりの意見。
これがまだ「非正規職員を使い捨て労働の駒」にしているっていうのならまだわかるけど、これは単純に論点のすり替えじゃないのかなって思ってしまいました。
なぜ非正規公務員に拘るのか?
こういう人たちに聞きたいんだけど、なんでどんなに頑張っても試験に合格しないと正規職員に慣れない非正規『公務員』という立場で働いてるのかってこと。
一般企業ならまだ正社員登用してくれる可能性があるのになんで100%その可能性がない公務員に固執しているのかって話。
勿論一般企業だって労働派遣法の「3年以上働く派遣社員は、その会社の正社員にしなければならない」という法律の抜け穴を悪用して、3年直前で解雇っていうことはやってたりするけど、公務員よりは圧倒的に可能性がありますよね?
自分が何も変わる努力をしないでただ不満を訴えれば周りがどうにしてくれるのは小学生までの話。
もし待遇に不満があるなら転職なりなんなりすればいいんじゃないでしょうか。
こういう話をすると色々な事情がある人だっているっていう意見を目にしますが、100人いたらどれだけの人がその行動できない「色々な事情」を抱えているんでしょうね?
50代とかならちょっとこれから厳しいだろうなぁと思うんですが、20代30代とまだまだやっていける年齢の人がこれを言っているっていうのはちょっと驚き。
特に20代の女性は大多数の自治体でまだまだ公務員試験を受ける資格があるハズ。
これがまだ公務員試験の勉強をしながら~とかなら理解できるんですけどね。
そうじゃないならちょっと理解できない人かも・・・
不満を言う暇があるのなら公務員試験の勉強でもしたらいいと思うんですが・・・しないんだろうなぁ
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