労働に縛られず自由に生活したいという人が増えているという話はよく聞きます。
私は『今は』好きなのでやめるつもりはないですが、将来的にはどうなるかわからないのでやめるという選択肢を取れるように準備をしている感じ。
でも世の中ではやりたくもない仕事をしている人の方が大多数を占めていると思うので、早く仕事を辞めたいという人の気持ちはよくわかります。
最近知ったことですが、私の職場にも40代後半位には仕事を辞めて自由に生きたいって言ってる人が1人いて色々と頑張っているとのこと。
こういう人が周りに1人でもいたら私も頑張ろうと色々と励みになりますね。
一部界隈では何かと話題になっているFIREですが、こういう記事を見るといまいち定義がわからなくなるんですよね(;^_^A

記事では45歳で貯金だけで60,000万円貯めて専業主夫になったという人がFIREだと紹介されています。
「もともと体が弱く、酒もタバコもやらず、旅行や外食などのカネのかかる娯楽への興味も薄かったので、20代の頃から毎年100万円ほど貯金していました。30歳で年収500万円。転職後は、利率0.5%の社内預金制度を活用し、月給の大半を社内預金に充て、45歳の退職時は年収650万円。年間約300万円を貯めていました」
30歳時点で1000万円貯めたハムス太氏は、33歳で1800万円、そこから12年ほどで6000万円まで資産を貯め、45歳でセミリタイア生活に。
まあ、ちゃんと貯められたのは確かに凄いなと思いますよ?
でもこれってFIREかって思って言われうると違いますよね?
FIREって不労所得等の収入が支出を上回っている状況のことを指していることだからこれってただの早期退職ですよね?
状況としては少し前に流行った企業からの半ば強制の早期退職とほぼ同じ。
収入が完全になく経済的には自立してないし、これからは完全にお金に縛られた生活ですよね?
これでFIREっていうのなら割増退職金を数千万貰っていた大企業の早期退職した人も皆FIREした扱いになる気がするんですが・・・
FIREって『Financial Independence Retire Early』の頭文字をとった略語だけど、これだとRE『Retire Early』ですよね?
経済的に自立しているというより、働いている奥さんに依存しているだけなんじゃ(;^_^A
まあ、それは夫婦の問題なのでお互いが納得しているのなら全然いいですが。
資産推移グラフも載ってたけど、45歳でリタイアしてからグラフも横ばいで、完全に自立ではなく依存だというのがよくわかります。
私はこの人みたいに相手に依存する形でのリタイアは全く望んでいませんが、基本的にリタイアでたまに働きたいときや、やりたいことだけをやる『サイドFIRE』くらいが理想かな。
私の資産増加ペースだと20年後以上先の話になると思うからまだそこまで考えたりはしませんが、今しかできないことをやりつつゆっくりリタイア生活を楽しめるように頑張らないとな~
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