コロナ禍において給料が下がっている企業が増えています。
元々働き方改革で残業代がなくなった影響もあった中でのコロナ禍なので、住宅ローン破産とかもこれで起きたりしているのを聞くことは増えてきました。(ネットで
そんな中、給料が下がってしまって将来に不安を感じた鉄道会社の職員の方のTwitter「鉄道会社は辞めるな君」が話題になっていたので紹介されていたキャリコネニュースの記事を読んでみました。
まあ、タイトルをみて内容を見る前から「だろうな」って内容でしたけどね。

記事では東海地方で電車運転士として働いていた男性が半年間プログラミングスクールに通い念願のプログラマーになったところ、授業料80万円に加え、年収300万円さがったうえに自由を失ったという結果になったとのこと。
詳細は省きますが、プログラミングスクールで学んだことはHTMLやCSSでの基礎を学んだそうですが、正直それくらいなら休日に自宅でワードプレスとかでもなんでもいいのでいじりつつ勉強するだけで基礎だけならどうにでもなります。
まあ、これは私が元々その業界で働いていて基礎知識があるからですが。
私は組み込み系エンジニアなので、業務で使用できるレベルのHTMLやCSS知識を独学で身に着けることが出来る!とは断言はできません。精々ライブドアブログで少し齧ったくらいなので、未経験が業務活躍できるレベルにはスクールに通わなければというのを否定する根拠はないです。
だけど基礎だけ学んでもそれを実践で活かせなければ意味がなく、現場ではどちらかとうと経験の方が重視されるので基礎だけって言われてもなぁと思わざるを得ないです。だからこそ未経験でエンジニアになるのはかなりの努力が必要になってきます。
最初は経験を積むという意味でも収入は低くなるだろうし、間違いなく記事の方のように年収はダウンするでしょう。男性のイメージしているような働き方は・・・未経験エンジニアでは・・・うん。
スクールに通っている間に何らかの成果物を用意しておかないと難しいでしょうね。
男性はかつて、プログラマーに対して「都心で綺麗で開放的なオフィスでフリードリンク片手に自由な服装で、談笑しつつプログラミングをしているイメージでした」と華やかな印象を持っていたという。ところが、蓋を開けてみると現実はまったく違った。
まあ、Googleをはじめ大手ではこういう働き方ができるかもしれませんが、そういう企業で実務経験がなくて許されるのは新卒だけというのが現実でしょう。
実際、就職してからはどちらかというとプログラミングというより、他人が作ったソフトのテスター、つまり動作確認や雑用に営業等、名ばかりエンジニアになっているようで・・・今ではかなり後悔しているそうです。
最近、コロナ禍もあってかテレワークができるIT技術者に転職を考えている人は実態がどうなのかよく調べて覚悟を決めて転職をするか、なんでもいいので一度自分でアプリでもソフトでも作ってみてから考えてもいいんじゃないかな?
私は大学も情報系の学科に通ってましたが、在学中から自分はプログラミングは合わないと理解した友人が卒業後全く別の業界に進んだり等、そもそも適性がないという人もいるのが現実です。
元々300万円とかの仕事だったのなら飛び込んでもいいかなって思ったりはしますが、この人のようにほぼ間違いなく給料が下がる人はまず自分の適性を確かめ、将来的にリスクに見合うリターンが得られるかどうかシミュレートしてから転職を考えた方がいいかなと思いました。
コメント