BNPLという新たな決済サービスが米国では流行っているらしい。
日本でもGoogleストアでPixelの分割払い購入への対応をスタートしており、各位私も知らずにこのBNPLを利用していました😅
私の認識では単純にクレジットカードの分割払いだと思い込んでいたのですが、どうやら仕組みが若干違うみたいです。

BNPLとはBuy Now Pay Laterの頭文字で、読んで字のごとく今買って後で払うという要は後払い決済サービスの一種。(以下はGoogleストアでの話)
クレジットカードと同じ後払いの仕組みだけど、クレジットカードでの分割には金利手数料がかかりますが、BNPLで支払えばこれがかからないとのこと。
例えば、7万4800円の「Pixel 5」を購入するケースを想定しよう。これまではグーグルストアでは一括払いしか選択できなかったが、今後は頭金や毎月の分割代金などを自分で選ぶことができる。なお、先述のPixel 5の全額を12ヶ月の分割払いにした場合、6,233円が毎月クレジットカードに請求されることになる。
私も基本金利がかかる分割払いはしないんですが、この手数料ゼロというところに惹かれてこの支払方法を選びました。
てっきりこれはGoogle側が手数料を負担してくれるクレジットの分割払いかと思ってたんですが、微妙に違ったみたいです。
日本で言ったら少し前詐欺事件があったPaidyがそれに該当するかな。

BNPL企業はどのようにして利益を出しているの?
クレジットカード会社は客からの手数料と店舗側からのシステム利用料で利益をだしていますが、BNPL企業は客側からは手数料は取らず、企業がそれを代わりに負担しているみたい。
これじゃ企業側は客側の手数料も負担するんだったらちょっと損じゃないかなと思ったんですが、どうやら一応利益が出る構造にはなっているようで
ところでクレジットカードにも分割払い機能があるのに、なぜグーグルストアは分割払いを導入したのだろうか。その狙いの一つとして、「さらなる分割払い需要の掘り起こし」がある。
クレジットカードによる分割払いでは利用時に審査が発生し、限度額などの問題で利用できないケースがある。また、長期間の分割払いでは金利の負担も大きい。しかし今回のような「バイナウ、ペイレイター:BNPL(buy now, pay later)」サービスなら、そのような手間と無駄な支出を回避できるのだ。
なるほど・・・
信用度が低くお金がない人からさらにお金を搾り取る仕組みってことね。
理解した。
でもこれって危なくない?
イメージ的に一番近いのはサブプライムローンなんだけど😅
差し押さえるものがない!
サブプライムローンも信用がない、収入が乏しい人に住宅ローンを組ませて、それを高利回りの債権として世界中に販売していたところに、住宅ローン破産が続出した結果起きたこと(だったと思う)ですが、状況としては似ていなくもないような・・・
サブプライムローンはまだ土地や住宅を差し押さえることができたけど、これって破綻したら何か回収できるものってあるんだろうか?
ブランド物とかならわかるけど、日常の食料品とかばかり買ってた人とかだと腹を裂いて引っ張り出すわけにもいかないし、たとえやったとしても価値がないからやっぱり危ないような・・・
一応!そう一応、信用情報を調査しているクレジットカードですら支払いを遅延したり、できなかったりする人がいるのに、それすらしないってなると社会に溶け込めば溶け込むほどちょっとやばいことになるんじゃないかなと思ってしまいます。
BNPLと知らずにやった支払い画面
先日、GooglePixel5aとケースを購入したのでそれをSplititというBNPLで支払っています。

本体価格47,000円、ケース3,300円の合計50,300円+10%の消費税で55,330円であってますね。
ここまではまだ気にするところはないんですが、これからの支払予定の方を見てみると・・・

ちょっとこの支払予定日は気になるぞ😅
30/09/21って2030年なの?そしてその次の支払いは2021年の10月?
いや、まあ、わかるっちゃ分かるけどこれはちょっと不安を感じざるを得ないかも。
まだ支払日だからいいんだけど、もしこの数字が間違っているのが金額とかだったらシャレになりませんから。
4610円支払ってるつもりなのに間違って9610円払い続けてました!
なんてことになったら・・・
ちょっとこれは毎月しっかりと額を確認する必要があるかもしれません。
手数料が取られずに毎月の支払いで平準化できるのはありがたいっちゃありがたいけど、今後使いたいかと言われると今のところNOかなぁ
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