60歳定年が崩壊しているも言われるようになってますが、とうとう来年70歳就業法と言われる改正高年齢者雇用安定法が施行されるようです。
現在の65歳まで雇用し続ける努力義務が70歳まで引き上げられるようですが果たしてそこまで企業が雇ってくれるのかがかなり疑問があります。
もし私が会社を経営していたら70歳まで働いてもらうというのは・・・余程仕事ができる人以外は無理ですね。
うちの会社にも65歳くらいで給料が下がらずに働いている先輩社員がいますが、やっぱりそういう人は技術があって頼まれて働いている感じなのでそうじゃない人はかなり居心地が悪いだろうなと思います。

そもそも個人的に70歳まで働きたいかと言われると私は絶対に嫌!
祖父は8X歳で亡くなりましたが、50歳くらいにはすでに病気になっていて遠出できない体になっていました。
人生100年時代なんて言ってますがその中で健康でいられる時間はどれだけあることやら。
そもそも100年自体がまやかしで日本人の平均寿命は男性81.41歳、女性87.45歳で死ぬ直前まで健康だという人がそんなに多くないと思うし、仮に健康だとしても男性なんて70歳まで働いたら残りたったの10年しかありません。
「人生100年と言われるけれども、80歳になる頃に元気でいる自信はない。あと5年、65歳までは雇用延長で会社に残るつもりですが、その先の15年くらいは趣味の車いじりとか、これまでとは違う人生を楽しみたい。働くだけの人生はもういいというのが正直なところです」(A氏)
https://www.moneypost.jp/719593
A氏みたいに80歳で元気でいられる自信がない人は私も含めそれなりにいるでしょうし、人生を仕事だけに費やして後悔しないと言えるほど仕事人間ではありません。
たぶん私も祖父と同じくらいに死ぬんだろうな~と何となく思っているので自由時間はできるだけ多い方がいいですね。
私は仕事と趣味が一致しているのでまだましですが、やりたくもない仕事をしている人からするとただただ苦痛が延長されただけなんじゃないでしょうか。
会社側からしてもやっぱり生産性のない高齢者はいらないでしょうし45歳リストラなんてその最たるものですよね。
「経営者から見れば、国の政策で仕方なく65歳まで雇用延長させられている。それがコロナで経営環境が厳しいなか、来年からは70歳まで努力義務になる。企業は必要なスキルのある人材は残ってほしいが、多くの“お荷物”の高齢社員は追い出したいのが本音です」
https://www.moneypost.jp/719593
ファミマが希望退職を募集したら必要な人材までやめようとしたので拒否したという話にもあるように会社側からしたら残って欲しい人材といらない人材は明確に区別されています。
それを知って必要とされる人材であり続けようと努力するのか、それとも早期に辞められるように努力するのか、はたまたその両方を目指すのかは個人の裁量になると思いますが、60歳で完全リタイアするつもりの身としては色々と考えることがある内容の記事でした。
65歳超えて給料変わらずで働いている優秀な先輩を見ていて・・・正直まねできると思わなかったというのも大きいですけどね(笑)
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