若者の所得格差

雑記

若者の所得格差が問題らしい。

特に25~34歳の所得格差が大きいらしく、今年33歳になる私もこれに該当しています。

私生活でそれを実感することはありませんが、ネット記事とかでは割と困窮しているものもよく見かけるので実態はそうなんでしょう。

無駄遣いばかりしている人や何の努力もせずに不公平だと騒ぐだけの人も見かけますがね😅

ただ日本が資本主義である以上、格差が付くのは当然であり、みんな平等の社会主義になる方がむしろ私は嫌。

みんな平等というのは素晴らしい事の様に聞こえますが、100の結果を出した人と10の結果を出した人を同じ待遇で扱うのは果たして本当に平等なんだろうか

ただでさえ日本は「最も成功した社会主義国家」だと言われているのに

集団として成長するにはある程度の格差は必須だと思います。

競い合うからこそ成長や発展があるわけですから。

所得格差の拡大…なぜ若者だけ?非正規労働者を取り巻く“厳しい現実” | bizSPA!フレッシュ
 内閣府が2020年2月7日に公表した「日本経済2021-2022」が波紋を広げています。格差の象徴であるジニ係数が、25歳から34歳の若年層の間で高まっていると指摘しているためです。  ジニ係数は所得格差を示すもので、0から1の間で変動し

格差を表すのにジニ係数というものを使用しているようで、これが格差が年々上昇していることの証左なんだとか。

 ジニ係数は所得格差を示すもので、0から1の間で変動します。0は格差がまったくない状態です。0.50を超えると是正が必要と言われています。25歳から29歳のジニ係数は0.25と低い水準ですが、年々増加しているのは間違いありません。

結構小難しいことを書いていてるので詳しくは元記事を見て欲しい。

この記事で気になった点は1つだけ

それは「再分配所得ジニ係数」というもの

実はジニ係数は大きく2つに分かれています。「労働所得ジニ係数」と「再分配所得ジニ係数」です。労働所得ジニ係数は純粋な労働によって算出するものです。再分配所得ジニ係数は、税金や社会保障費を格差是正のために再分配した後に算出するものです。

税金や社会保障費を格差是正のために?

これらの負担が重くなるからこそ若者の世代の格差が広がっているという結果になっているのではないか。

先日、国民負担率が48%という衝撃的な数字が飛び出してきました。

五公五民かよ!

という嘆きの声も結構ありましたが、この五公から分配する先に若者がいないというのが格差を広げる要因になっていると思う

その証拠に医療や年金の社会保障の恩恵を受ける世代のジニ係数は改善傾向

若者にとって「再分配所得ジニ係数」「搾取所得ジニ係数」と言い換えてもいい様なものになっている気がします。

そりゃ再分配がゼロではないだろうけど、圧倒的高齢者に流れていっているわけですから。

格差をなくすための再分配のためにお金を毟り取られ、手取りが少なくなることによる低賃金ゆえ、長時間労働を余儀なくされ、スキルアップの時間も確保できない負のループ

この辺りが完成されているような気がする。

若者に限らず格差関連の記事はよく見るけど、生活するだけで精一杯と言っている人がやっぱり多いのが現実。

特に最近はジョブ型に移行するにあたり、スキルの重要性はより高まってくることでしょう。

それはつまり日本もアメリカの様により大きな格差社会に一歩近づくわけで・・・

若者は「再分配所得ジニ係数」の上昇に期待するのではなく、自力で「労働所得ジニ係数」を上げるために時間を捻出しスキルアップするしかないってことですね。

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