「下流老人」や「老後破産」という言葉を聞いてもまたかという感想しか抱かなくなったこうこの頃
老後2,000万円問題からいっきに広まった感がありますが、そんなもの関係なく老後へ貯えをするのは当たり前のこと。
いつまでも働き続けられると考える方が馬鹿だとすら思ってます。
年金なんて当てにできるものではないし、厚生労働省のパンフレットには「少子高齢化の進む中で、長期定期には給付水準は緩やかに低下する見通し」、「現役世代の手取り収入の5割の年金が受給できる見通し」とあるのでホント絶望的。
物価は上がっているのに30年前から賃金は変わらないどころか下がっている現状を考えると私が老後を迎えるころの年金はホントに雀の涙になっているでしょう。
そう考えると今の年金の支給額で騒げる世代というのが羨ましいと思える時代が来るのかもしれません

現在の日本の平均年収はおおよそ433万円程。
手取りにすると約27万円になるようで、年金の手取りがこれの半分だとすると約13.5万円。
これで生活するというのは健康なうちならともかく、何らかの病気をしたら一発アウトな気が😅
厚生労働省『平成29年 年金制度基礎調査(老齢年金受給者実態調査)』によると、平均支出額(月額)は25.5万円となっています。65歳以上は年齢が高いほど平均支出額は低くなっていますが、それでもなお年金月「14万円」だけの生活は厳しいものになるでしょう。
ここでは支出についての記載もありましたが、65歳以上の高齢者の平均支出25.5万円ってちょっと多すぎないか?
リタイアした後の金持ちの支出により大幅に引き上げられているだろうことを加味してもやっぱり多い気がします。
若者が手取り13万円とかで騒いでいる横で出費25万円で、いずれ破産して生活保護コースっていうのはなぁ😅
貯められなかったんなら自力で何とかしろ
2021年4月1日より改正高年齢者雇用安定法が施行され、70歳までの定年引上げを努力義務にする制度が新設されました。しかしあくまで「努力義務」の枠は出ていないため、実際の雇用の実態は芳しいものではありません。労働者としても「70歳を過ぎてもなお働き続けなければいけないのか…」と暗い気持ちになってしまうものです。
これが私の偽らざる心の底からの本音。
高齢になっても貯められていないのなら誰かに頼るのではなく、自分という労働力を提供して働き続けるのは当たり前。
早くやめたかったのなら若いうちから将来を見越して行動していなかったのが悪いとしか思わない。
事情があり貯められなかった人もいるだろうけど、そんな個々人の事情なんて千差万別過ぎて想定なんかするつもりはありません。
何でもかんでも国の制度に頼るというのを私は是としていません。
もちろん国の失策によるものは補填されるべきだと思いますが、現役時代に蓄財できる環境にあったにも関わらずそれをしてこなかった人は老後に貧乏生活になっても当然だと思ってます。
世代間格差に対してもだいぶ思うところも・・・ね
ただでさえ今の若い子、およびこれから産まれてくる子どもたちには生まれた瞬間から負担を背負わせているのに、さらにここにお荷物を積み上げようとしていることを考えると老人こそ自立すべき存在なんじゃないだろうかとすら考えてます。
未来の私含めてですけどね。
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