年収400万円が高給取りの時代へ・・・という衝撃的なタイトルに吸い寄せられてしまった。

そんな状況に飼い慣らされてしまった結果なのか、若い世代の間では、金銭感覚にも変化が生じているようだ。経営コンサルタントをしているというTwitterアカウントの「たろ丸」さんは、「キャリア相談に乗ったときに将来年収400万円くらいを目指したいという若者が増えていて、その理由が仕事よりプライベートを重視したいなどではなく、単純に今の若者の間では年収400万円が高給取りだと認識されているようで、日本が本当に貧乏になってきている現実を実感しています」と投稿し注目を集めた。
400万円が高給取りという感覚が全くなかったので私も結構衝撃的でした。
私も最初の2年間位は残業もあんまりなくて400万円位の時期は確かにありました。
私はどちらかというと好きなことを仕事にした口なのでやりたいことを積極的に勉強していくことに苦を感じたりはしませんでした。
なのでやりたいことを仕事でできるようになり、その仕事に慣れてくると裁量が与えられ、やれることが増えたことによりやらなければならないことが増え、そして新たにやりたいことが増える。
その循環の中で昇給していくのが当たり前なんだろうなと思っていました。
そこで得られる対価に不満があるのなら転職すればいいかなとも。
もちろん会社の規模によってはただ忙しくなるだけで昇給はしなかったりすること自体は知ってますが、労働の対価に見合う職場を探すというのもまた自分の能力の一部ですから。
その視点で考えると私自身も転職すればもう少し貰えるかもな~と思うこと自体はあります。
ただ今の給料にそこまで大きな不満がないし、転職するにしてもちょっと致命的な欠点が私にはあるので今のところ転職は考えていません。
ただそれだけのこと。
話はそれましたが、2021年の日本の中央値が男性425万円、女性315万円、日本全体の平均賃金が436万円らしいので、400万円というのは高給取りというより今の日本では地に足のついた回答だったんだろうなとは思いました。
まあ、誰かに相談するときに「将来的に1,000万円目指したいです!」っていうのはちょっと現実的に厳しそうだから、具体性のある400万円くらいを目指すと伝える感じなんでしょうかね。
将来的にというのが何年先を想定しての話によると思いますが、せめて目標として掲げるなら600万円位なら普通だと思える世の中になって欲しいものです。
まあ、600万円でも夢がありませんがね・・・
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