値上げは迅速に!値下げは鈍重に!

雑記

政府のガソリン価格抑制政策が27日から始まりました。

石油元売りに補助金を出すという消費者にとってはほぼ何の恩恵もない政策。

仮に元売りが値下げしたとしてもガソリンスタンドが値下げするとは到底思えませんから。

実際、私の家の近くのガソリンスタンドも前回入れた時が170円だったのに今回は174円という凄まじい上昇がみられました。

この状況はトリガー条項の凍結を解除でもしてくれないと完全に生活に支障が出てくる人もでてくるでしょうね。

政府は凍結解除したらガソリンの買い控えが発生するとかいう頭の悪い世間知らずな発言をしていますが、お金を出さない(自分たちの懐へは除く)ためならありとあらゆる矛盾した言い訳をするゴミくずが政治家をやるわけだから仕方がないですね。

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24日時点のレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格が170円を超えたことで、政府による急騰抑制策発動が決定。ガソリン、灯油、軽油、重油を対象に27日以降、いずれも1リットル当たり3円40銭の補助金を元売り業者に支給する。

(略)

大阪市の運営会社によると、店頭では顧客から値下がりしていないことに複数の問い合わせがあるという。ガソリンの仕入れ値自体も上がっているといい、「価格に反映するとしても来週以降だろう」と話している。

政策がすぐには反映されるとは私も思っていませんが、記事であった来週くらいからとも思っていません。

ガスや電気もそうだけど一度値上げしたものが寝下がるということはそうそうないですから。

値上げは迅速に!

値下げは鈍重に!

っていうのが日本企業に共通する社是なので、せっかくの大手を振って値段を釣り上げて利益を得られるチャンスをそうそう逃すとは思えませんから。

ガソリン価格は原油価格に合わせて結構揺れ動いてはいますが、最近はかなり高騰しているので補助金を貰っても原油価格高騰を理由に値下げなんて絶対にしないでしょう。

ガソリンスタンドもそれは同じ。

記事内でも石油連合会が「制度はあくまで卸価格が上がらないようにするもの。各社が判断する店頭価格を値引きするものではない」と注意を呼び掛けているようで、はっきりと値引きするものではない!と書かれています。

補助金をもらうだけ貰って値下げはしないのはガソリンスタンドのせいですよ~って言いたいのが見え見えだなぁ。

やっぱりこの政策も自民党お得意のお友達や利権関係者へのお金配りなんでしょう。

お金配りで喜べるのは前澤さんのだけです。

政府からのお金配りはいずれ大増税という名の回収が発生しますから・・・

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