オーバーロード16巻 半妖精の神人(下)が発売されました!
15巻が盛り上がりに欠けていたので、16巻には期待していたんだけどなぁ
前半のダークエルフの村あたりはやっぱり面白くなくて義務感で読んでいた感じでした。
ただ後半のエルフ王で少し盛り上がりを見せ、さらに絶死絶命戦は絶死視点だったこともあり、すごく楽しめたのはよかったです。
15巻・16巻通して面白かったのは16巻の後半だけだったってことなんですけどね😢
以下、16巻を読んでの個別の感想、および妄想を書きなぐっていこうと思います。
あ、物語の流れとかは書くつもりはないので買って読んでください。
ダークエルフの村編必要だった?
15巻の時から思ってましたが、どう考えてもダークエルフの村編は不要だったと思う。
アウラとマーレの友達を作るために村に来たという理由作りには必要だったけど、案だけ長々とダラダラやり続ける必要はなかったと思う。
ドワーフ編のゴンド見たいな存在は出てきたけど、ゴンドと違い魔導国の今後につ繋がるとは思えないし、将来的にエルフを併合するにしても、ダークエルフと関りがあることがそこまで優位に働くとは思えない。
15巻と16巻前半をつまらなくしてしまった要因はだいぶここに大きいと思う。
結局、ブルーベリー某も何がしたかったかわからなかったし、村の子どもたちともママゴトをしただけで、アウラとマーレがハイレベルの仕事だと無理やり勘違いしてたけど・・・
ギャグパートなのかもしれないが、こういうのはアインズの考えを深読みして行動してくれるデミウルゴスじゃないと成り立たないのを改めて感じました。
今回の件でポンコツなのがバレるんじゃないのかと思う位に😅
アインズVSエルフ王
エルフ王の父親が八欲王だというのが分かったのが収穫!
いや、ここから何か妄想できるわけではないんだけど、なんで絶死絶命が新人として覚醒したとはいえ、法国の中で飛び抜けて強いのかと思ってたけど、2親等にプレイヤーが居たって考えると少し納得。
エルフ王の子どもも法国の舞台を単騎で止められる位の力はあったし、血が覚醒していれば絶死位にはなっていたんだろうね
戦闘に関しては・・・ホントに語るところがない位
精霊を召喚して骨の壁を壊させる繰り返し
いつものアインズのプレイヤーの可能性や謎の転移による逃亡及びストーカー化を警戒してのことだというのは理解できるが、あまり私の好みの戦闘ではありませんでした。
確かに転移の謎が分からないとっていう不安は理解できる。
もしかしたら「1度目にしたら相手の場所に無条件に転移する」とかいうユグドラシル外の転移があるかもしれないし、逃げられたら面倒なことになると思うのはアインズ視点では理解できるんだけど、どうにもグダグダ戦闘なのは否めない。
エルフ王が第10位階魔法を使えるというのは次巻を考えると少し面白かったと思う。
ただエルフ王戦はやっぱり次の絶死絶命戦の前座でしかないなという感じでしたね。
ただ最後に2つだけ気になったことがある。
「体が膨らんだ?」
絶死絶命のこのセリフとエルフ王の「突然意識が戻る」という現象が凄く引っ掛かること。
もう1つは「再びデケムは世界が暗くなるのを見た」というセリフだ。
絶死絶命の敗北時の「そしてーー真っ暗になった。」とあったけど生きてはいたし16巻時点ではパンドラズ・アクターに回収には向かわせたが、回収自体はされていない。
素直にこのまま死んだととらえることもできるが、だったら直前の不自然な描写がどうにも引っ掛かる
流石に生きてはいないだろうが、もしかしたら上記の2つから今後アンデットとして復活するんじゃないだろうかと少し期待している。
そうなると深淵なる躯の存在が関わってくると思うのでまた後で妄想を書き連ねる予定
マーレVS絶死絶命
唯一の盛り上がり場所!(詳細は書かないが
魔法系ではなかったので、第10位階は使えるかはわかりませんが、高位の魔法と武技の両方を使いこなし、さらにタレントで元の持ち主の切り札を使えるというのはかなりのチートなのではないだろうか。
まあ、それでもマーレに勝てなかったわけですが😅
この世界で絶死絶命以上に強いのは今のところの情報ではその他竜王たちを除けばツアーだけになるんじゃないかな・・・
あ!あと「法国の守り神」と呼ばれる存在の弟子ということなのでそいつも次出てくるか。
となると17巻で恐らく6大神に付属したNPCであろう「法国の守り神」と戦い、18巻でツアーと戦って〆というということになるのだろうか。
それとも逆か?
流石にこのまま退場とはなって欲しくないが、ナザリックに捕らわれて無事に出てこれるとも思えないんだよなぁ
アルベドが裏で何かやっているので、その関係でもしかしたら取引が出来れば生き残れる道が・・・?
個人的には外見も含め好きなキャラなので生き残って欲しいけど、作者雑感で「まぁ……ちょこっとだけひどいよ。ちょこっとだけ。そう。ほんのちょこっと。」とあったので恐らく生きていないか、恐怖公か餓食狐蟲王、グラント当たりの部屋に送られてたりするんじゃないだろうか。
いや、この作者なら死んでいる方が「ちょこっとだけひどいよ」かもしれないしなぁ
元々載せる予定だったけど時系列的に省いたとあったので、時系列に会うタイミングでどうなったかは描写してくれると嬉しいですね。
次巻以降の妄想
スレイン法国
最大の切り札ともいえる絶死絶命を失い、残りの戦力で対抗できそうなのは同じく神人である第一席次位。
後は先にも述べた「法国の守り神」と呼ばれる存在位
ただもし仮に「法国の守り神」がNPCだった場合、同じくユグドラシルのルールに縛られている関係上、ナザリックに勝つことは不可能でしょうね。
かつての八欲王に竜王が勝てたのは元々この世界にいた、ユグドラシルのルール外の存在だったからってのが大きいと思いますしね。
もしかしたら守り神とやらがナザリックでいうルベドみたいな存在な可能性もないわけでもないが・・・メタ的には終盤の物語を盛り上げる意味では可能性は高いかもしれないが、17巻18巻は連続刊行っぽいので前哨戦であろう法国はそこまで苦戦しないのではと予想してます。
アークランド評議国
今までツアーしかかかわりがなかった評議国ですが、法国との共同戦線になるかはわかりませんが、ようやく出てきそうな感じ。
ツアーが出てきたらシャルティアとかがようやくまともにナザリックの為に活躍できそうなのですごく期待しています。
他の竜王たちも出てくるのか、そのあたりも期待ですね。
深淵なる躯
深淵なる躯が15巻で登場していたが、16巻では一切出てこなかったのが凄く気になってる。
現在の支配者が第8位階まで到達したグラズン・ロッカーを支配していることからプレイヤーの可能性もあるのではないかと少し思っているが、エルフ王のようなプレイヤーの子どもの可能性も無きにしも非ず。
大穴で実はアルベドというオチも・・・?(笑)
大陸中央ともかかわりを持っているような描写もあるが、八欲王が大陸全土を支配していたという描写もあり、中央部が飛び抜けてレベルが高いというわけでもなさそうなので、この支配者も高く見積もってもアインズ達と同等位じゃないだろうか。
まあ、中盤位ならナザリック以下の強者でいきってるところをボコボコにするというのはいいんだけど、終盤なので本当に強い存在であることを期待しているところです。
最後に
オーバーロードも残り2巻とのこと。
恐らく次の発売は2年後とかになるでしょうが、その間に劇場版とかもあるし楽しみはまだまだあるんだけど・・・
私が学生の頃から読んでいた作品は「蜘蛛ですが、なにか?」と「オーバーロード」しか残っていなかったんですが、前者は完結してしまい後者もあと2巻
年々楽しみがなくなってきているようで少し寂しいですね😢
とはいえやっぱり結末はちゃんと見たいので次の17、18巻はホント楽しみにしています。
もっと言えば亡国の吸血姫を読みたい気持ちが強くなってきていますが、今から入手するのはかなり厳しいし値段もちょっとシャレにならないからなぁ・・・
コメント