非正規雇用の人が収入が少ないから結婚できない(しない)問題について指摘している記事を見つけた。
お金が有ろうとなかろうと1つの賃貸に共働きで2人で住んだ方が安くつくし、電気ガス水道代も2人暮らしだったら2倍になる
というわけでもないので単純に2人だけで暮らし続けるDinksという前提ならば確かに結婚する意味はあるだろう。
だけどこの記事で取り上げている社会問題が少子高齢化、特に出生率の低下というところに着目している以上この指摘は少しズレていると思いました。
あとは・・・単純に私みたいに結婚したい程他人に強く関心を持たない人が増えたのかもしれませんし😅

日本では結婚しない人が増えています。少子高齢化はますます進展し、出生率もジリジリと下がり続けています。これらの社会的な現象について、識者の間でしばしば取りざたされるのが、長引く不況や非正規就労者の増加といった経済面の不安要素ですが、では、結婚を選択しないことが経済的な問題回避に結びつくのでしょうか。経済評論家の塚崎公義氏が解説します。
まずこの方が指摘している前提が出生率の低下という点だというところが大事。
なので子供を作らないDinksは除き、記事で対象としている非正規雇用者もお金のないこと前提で考える。
この点で考えるとき指摘するとしたら記事で語られるような国民年金や厚生年金のような社会保険に関することではなく、可処分所得UPに繋がるのか、子どもが成人するまでにかかるお金について何らかの指摘があるのか。
そのあたりに何らかの提言をして欲しかったんだが・・・
前者については確かにどちらかがどちらかの扶養に入れば税金面で優遇はされるでしょう。
だけど今回記事で取り上げられているのはお金のない非正規の方の話。
子どもがいる状態で片方が扶養に入って生活していけるかと言われるとかなり厳しいのではないか。
子どもに掛かるお金は2,000万円とも3000万円ともいわれている。
なのにお金のない非正規の方に扶養に入れば国民年金払わなくていいからお得ですよ!
というのはちょっと私には信じられないかな。
子どもの教育にはお金をかけない!っていう考えならそれでもいいですが。
非正規男性はまず女性の選択肢に入らない
悲しいことにこれが現実。
男性は年収が低い程未婚率が高い現実がありますが、女性は年収が高いほど未婚率が高いというデータがあります。
つまり結婚しようにもそもそも選んでもらえない可能性が残念ながら高いです。
男性が女性の年収を気にする人は・・・いないとは言いませんが多数派ではありません。
だけどその逆は高年収の女性の方が未婚率が高いというデータからあまりいないんでしょう。
となると非正規男性は自然に出会った場合を除き、婚活で出会って結婚できるのかと言われると・・・かなり怪しい結果になるので、この記事の様な専業主婦とか扶養控除とかそんなのかはそもそも関係ありません。
結婚しないのではなく収入的にできない世の中を何とかしないとそもそも少子化はどうにもならないでしょうね。
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