「家計が値上げを受け入れている」という妄言

お金の話

日銀の黒田総裁がと商品の値上げが続くことに対し「日本の家計の値上げ許容度も高まってきている」という寝言をほざいて批判されている。

日銀・黒田総裁「家計が値上げを受け入れている」発言に怒りの声が噴出!「庶民の気持ちなどわからねーだろうな」 - Smart FLASH/スマフラ[光文社週刊誌]

「ひとつの仮説」と断ったうえで黒田総裁は、新型コロナウイルス禍による行動制限で蓄積した「強制貯蓄」が影響していることが、背景にあると指摘。「家計が値上げを受け入れている間に、良好なマクロ経済環境をできるだけ維持し、賃金の本格上昇につなげていけるかが、当面のポイントだ」と述べた。

 さらに、1ドル=130円台後半で円安が進んでいることについて「安定的な円安方向の動きであれば、わが国経済全体には、プラスに作用する可能性が高い」との見解を示し、強力な金融緩和政策を続けることを、改めて強調した。

首相が岸田で日銀総裁がこれってかなりヤバいな・・・

行動制限で強制貯蓄がされたのなら菅総理があれだけ高らかに「借金できる枠を増やしました!」って言ってたのはなんだったんでしょうかね?

家計が値上げを受け入れてる?

受け入れてる訳ねーだろ!

受け入れなければスーパーで売ってる商品が安くなるとでも思ってるんでしょうかね?このバカは

物価の上昇を受け入れるには賃金の上昇があって初めて成立するもの。

コロナ禍で大多数の日本人の賃金は上がったか?

上がってねーだろ

「黒田総裁は6月3日、参議院予算委員会で、『スーパーに行ってものを買ったこともありますけれども、基本的には家内がやっておりますので……』と答弁し、ひんしゅくを買いました。立憲民主党の白眞勲参議院議員が、物価高をめぐる政府の対応について『最近、食料品を買った際、以前と比べて価格が上がったと感じるものがあったのかどうか、ご自身がショッピングしたときの感覚、実感をお聞かせください』と質問したことに対する答弁です。

 そのうえ『家計の値上げ許容度も高まってきている』というわけですから、『庶民の気持ちがわからない』と批判されても当然でしょう」(政治部記者)

自分で買い物もしたことがない人が庶民の感覚を実情に合ってない形でしったかぶった発言するからこういう風に炎上するんですよ。

政治家もだけどこういう浮世離れした感覚の持ち主が庶民を語るのはホント辞めて欲しい。

黒田総裁のようにほぼ存在しない「一般人」を想定した政策をされると実在する「一般人」である我々は困るわけですよ

昨今のウクライナ情勢による原油価格の高騰や小麦をはじめとした食料品価格の高騰

確かにこの辺りは仕方がないものとして多少受け入れている部分があるのは事実です。

だけど日銀の無駄な円安政策のせいでドルとの為替差分による値上げのダブルパンチは到底が耐えられるものではなくなってきてるんです。

受け入れているわけではない!

受け入れざるを得ない!

そんな状況なのにこの発言というのはやっぱり国民を数字で見ている発言なんでしょう

私の場合は独身1人暮らしで元々生活にある程度余裕があったので、今のところ値上げに関しては受け入れられてる現実はありますが、そうじゃない元々ギリギリの生活をしていた家族持ちの家庭とかだとそんなの関係なく受け入れられない問題。

10全に庶民に寄り添うことが正義なんて言うことは言いませんが、せめて3くらい庶民に寄り添った考えを持ってほしいと思った黒田総裁の発言を受けての私の感想でした。

コメント

タイトルとURLをコピーしました